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講座詳細

大人のための音読講座 三鷹ゆかりの作家・作品たち(142)
森 鴎外「金貨」(その2)

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講座趣旨

大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)
 これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか? ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
 台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
 講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付きの講座です。

【これまでに参加された受講生の声】
・先生がひとりひとりとても丁寧に講評してくださったのがありがたかったです。(40代)
・自分の音で読む楽しさや、人の読むのを聞く楽しみもわかりました。(60代)
・気持ちが徐々に解放されて、素直に声が出るようになり、自分でもびっくりです。(60代)
・声を出して読むのは楽しい。思いを込めて読むとストレス解消になります。(60代)
・音読の楽しさに感激しました。(70代)

次回の「大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち」は、2025年4月23日(水)を予定しています。

 

講座概要

講座日程 2025年 3月30日 (日)
時間 10:30〜12:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 2,000 円
市     民 1,600 円
市民在勤・在学 1,600 円
市 民 学 生 1,200 円
会     員 1,000 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 2月18日(火)午前9時30分〜3月29日(土)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
3月30日
10時30分〜12時30分 三鷹ネットワーク大学 原 きよ 森 鴎外「金貨」(その2)
 森鴎外の「金貨」その2です。「金貨」は、わかりやすく言えば「泥棒」(作中では「泥坊」)の話です。
 その1では、停車場でぼんやり立っていた主人公の左官の八が、電車から降りてきた軍人3人連れの後を無意識につけ始めるところから始まりました。ついて歩いているうちに、今度は「物を盗もう」という意識がはっきりしてくるのです。しかし、なかなか盗みに入るタイミングを見つけられず、音読では、その間の描写を楽しみました。
 その2では、いよいよ軍人の部屋に入り込みます。緊迫感、緊張感というよりも、すっかり落ち着いてしまう八、その理由(わけ)は?
 今回も詳しすぎる描写を音声にしながら楽しみましょう。

講師

原 きよ(はら きよ) 朗読家
 元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れる。成蹊大学文学部非常勤講師。文化庁の芸術家派遣事業登録アーティストとして、現在は、「かわせみ座」一員として学校巡回公演を行っている。昨年11月より随時配信されている小学館『日本の古典をよむ』シリーズ(全20冊)のオーディオブックでは「万葉集」と「古事記」の解説を担当。戦争を伝える活動「3月の羊」は3月開催予定。

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