講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第42回)
〜科学と文学の間(あわい)に〜

D2453600.pdf

※用紙で受講者登録または講座申し込みをされる場合は上記からダウンロードしてください。

この講座を申し込む

講座趣旨

三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)
 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、SFを中心に、国内外の短編・中編の文学作品を幅広く読んでいきます。ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか?
 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題作品はご自身で用意してください。
 本講座は、対話型のため、マスクの着用を推奨します。

【今後の予定】

 2025年4月から新しい期が始まります。
 第5期では、松崎有理、村田沙耶香ら日本人作家のほか、キム・チョヨプなど、英語圏以外の海外文学作品、アジアの翻訳文学作品も取り上げる予定です。
 

講座概要

講座日程 2025年 3月 7日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 九段理江「東京都同情塔」(新潮社)
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 2月4日(火)午前9時30分〜3月6日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
3月 7日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎  この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。
【読書会の流れ】本読書会は3部構成です。
第1部 参加者のみなさんの感想・意見など(30分程度)
第2部 第1部で出た感想・意見をもとにしたディスカッション(30分程度)
第3部 講師による解説・まとめ(30分程度)
【課題作品について】
 この読書会、現在は第4期ですが、期の最後には、現代の日本文学を代表または象徴するようなタイプの作家・作品を取り上げるようにしています。今期最後にセレクトしたのは九段理江「東京都同情塔」。第170回芥川龍之介賞受賞作です。《新しい刑務所「シンパシータワートーキョー」が建てられることに》なった近未来の東京を舞台にした、《ゆるふわな言葉と実のない正義の関係を豊かなフロウで暴く、生成AI時代の預言の書》(版元の内容紹介より)を、一緒に読んでみましょう。
【選書ポイント】
 九段理江は、2021年「悪い音楽」で文學界新人賞を、2023年に「しをかくうま」で野間文芸新人賞を、2024年に今回の課題作で第170回芥川龍之介賞を受賞。芥川賞の受賞会見で、「全体の5%くらい生成AIの文章を使っている」と発言したことも大いに話題になりました。まさに生成AI時代ならではの書き手の一人といっていいでしょう。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう) 編集者・ライター
 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とX(旧ツイッター)で本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)があります。

戻る