講座詳細

大人のための音読講座 三鷹ゆかりの作家・作品たち(141)
森 外「金貨」(その1)

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講座趣旨

大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)
 これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか? ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
 台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
 講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付きの講座です。

【これまでに参加された受講生の声】
・先生がひとりひとりとても丁寧に講評してくださったのがありがたかったです。(40代)
・自分の音で読む楽しさや、人の読むのを聞く楽しみもわかりました。(60代)
・気持ちが徐々に解放されて、素直に声が出るようになり、自分でもびっくりです。(60代)
・声を出して読むのは楽しい。思いを込めて読むとストレス解消になります。(60代)
・音読の楽しさに感激しました。(70代)

次回の「大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち」は、2025年3月30日(日)を予定しています。
 

講座概要

講座日程 2025年 2月22日 (土)
時間 10:30〜12:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 2,000 円
市     民 1,600 円
市民在勤・在学 1,600 円
市 民 学 生 1,200 円
会     員 1,000 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 1月21日(火)午前9時30分〜2月21日(金)午後9時

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日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
2月22日
10時30分〜12時30分 三鷹ネットワーク大学 原 きよ 森 外「金貨」(その1)
 三鷹市の禅林寺に墓のある森外。太宰治が禅林寺に眠るのは、外の墓があったからだということです。その外の作品を久しぶりに取り上げます。
 「金貨」は、わかりやすく言えば「泥棒」(作中では「泥坊」)の話です。文章は一文一文が短く、比較的読みやすいのですが、外の特徴ともいえる横文字も混ざり、作品内容と少しアンバランスな感じが、かえってこの作品の面白さを助長しているようにも思われます。
 「泥坊」の目的が「酒を飲むこと」というのがまた面白く、酔っぱらって、何をしに入ったのか忘れてしまいそうになる…という落語のようなユーモラスな作品です。少し長い作品です。4回に渡って取り上げます。

講師

原 きよ(はら きよ) 朗読家
 元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れる。成蹊大学文学部非常勤講師。文化庁の芸術家派遣事業登録アーティストとして、現在は、「かわせみ座」一員として学校巡回公演を行っている。昨年11月より随時配信されている小学館『日本の古典をよむ』シリーズ(全20冊)のオーディオブックでは「万葉集」と「古事記」の解説を担当している。

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