講座詳細

不確実性の高まる世界と日本経済

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講座趣旨

 2020年初めのコロナ危機勃発以降、急激なインフレの世界的拡大、ロシアによるウクライナ侵攻、ガザ紛争の発生と世界は息を継ぐ暇のないショックに曝されてきたが、24年には内外の分断をむしろエネルギーとするトランプ氏が米国大統領に返り咲くことが決まり、25年以降最強の国による自国第一の政策で世界が一層翻弄されるリスクがある。
 このセミナーは、長期にわたり世界の成長から取り残されてきた日本経済は現在どのような状況にあり、いかなる課題を抱えているのかをおさえ、そのうえで、こうした世界の不安定化、特に現時点で予想される米国の政策が日本経済にどのような影響を及ぼす可能性があるのかについても考えていくものである。
 

講座概要

講座日程 2025年 2月 9日 (日)
時間 10:00〜11:30
定員 50 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 1月4日(土)午前9時30分〜2月8日(土)午後9時

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日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
2月 9日
10時00分〜11時30分 三鷹ネットワーク大学 荒巻 健二 1.不確実性の高まる世界
2.世界経済、日本経済の現状
3.日本経済の停滞と抱える課題
4.予想される米国の政策展開とそのインパクト

講師

荒巻 健二(あらまき けんじ) 昭和女子大学客員教授・東京大学名誉教授、経済学博士
 大蔵省(財務省)で30年近く勤務、この間英国オックスフォード大学大学院で経済学を学び、IMF(ワシントン)にエコノミストとして出向、2000年代半ばに東京大学に移り、更にロンドン大学School of Oriental and African Studiesで客員教授として日本経済を講義
 専門は国際金融、日本経済
 主要著書に、『アジア通貨危機とIMF』(1999年日本経済評論社)、『金融グローバル化のリスク』(2018年日本経済新聞出版社)、“Japan’s Long Stagnation, Deflation, and Abenomics” (2019 Palgrave/Macmillan)、『日本経済長期低迷の構造』(2019年東京大学出版会)、『君たち文系はどう生きるか』(2024年昭和女子大学出版会)

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