講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第41回)
〜科学と文学の間(あわい)に〜

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講座趣旨

三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)
 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、SFを中心に、国内外の短編・中編の文学作品を幅広く読んでいきます。ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか?
 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題作品はご自身で用意してください。
 本講座は、対話型のため、マスクの着用を推奨します。

【今後の予定】

 第42回は、3月7日金曜日です。

講座概要

講座日程 2025年 2月 7日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 フランツ・カフカ「流刑地にて」 (頭木弘樹編『決定版カフカ短編集』〈新潮文庫〉所収)
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 12月17日(火)午前9時30分〜2月6日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
2月 7日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎  この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。
【読書会の流れ】本読書会は3部構成です。
第1部 参加者のみなさんの感想・意見など(30分程度)
第2部 第1部で出た感想・意見をもとにしたディスカッション(30分程度)
第3部 講師による解説・まとめ(30分程度)
【課題作品について】
 今回のテーマは奇妙な機械。作品はカフカの「流刑地にて」です。流刑地を訪れた旅人はその地で行われている死刑を目にする。死刑には、複雑で奇妙な処刑装置が用いられていた。なぜこのような処刑装置・拷問機械が使用されているのか。将校はなぜこの機械に特別な思い入れをいだいているのか。難解、不条理などとされることも多く、難しい、読みにくいというイメージをお持ちの方も多いかもしれないカフカの代表作の1つを、一緒に読んでみましょう。
【選書ポイント】
 フランツ・カフカは20世紀の文学を代表するとされる作家の一人。2024年は没後100年ということで、日本でも関連本の刊行やイベントの開催などが相次ぎました。後世への影響も甚大で、今も世界中で広く読まれている作家です。上には入手しやすい新しめの文庫をあげましたが、今回の課題作はカフカの代表作の1つですので、上記以外にもいろいろな文庫や選集に収録されています。版により「流刑地で」など別の訳題になっているものもあります。どの版・訳でお読みいただいてもかまいません。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう) 編集者・ライター
 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とX(旧ツイッター)で本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)があります。

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