講座詳細
流れによる海洋構造物の振動
海上・港湾・航空技術研究所 企画講座“船と海の科学”
講座趣旨
海上・港湾・航空技術研究所 企画講座“船と海の科学”
海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所は、海事・海洋技術に関する研究開発に取り組んでいる国内最大規模の研究機関です。
海上技術安全研究所が企画する本講座では、研究にまつわるトピックを取り上げ、皆さんに「船と海の科学」を分かりやすく解説します。講師は、海上技術安全研究所の研究員が務めます。この講座を通じて、「船」と「海」に少しでも親しんでもらえれば幸いです。
講座概要
講座日程 | 2024年 3月 2日 (土) |
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時間 | 14:00〜15:30 |
定員 | 40 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 1月23日(火)午前9時30分〜3月1日(金)午後9時 |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 3月 2日 |
14時00分〜15時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 星野 邦弘 | 流れによる海洋構造物の振動 日本は国土の四方を海で囲まれた海洋国家です。この利点を有効に生かすのが海洋開発です。海洋開発には空間(居住や生産の拠点)としての利用や、海中や海底に眠っている鉱物資源の採取、海の流れや波・海上風などのエネルギーを利用した発電等が考えられています。 海洋開発のベースとなるのが海洋構造物です。海洋構造物は水や空気の流れにより振動することがあります。透明で観察することが難しい水や空気の流れを見る方法や、地球規模の流れと模型周りの流れの興味深い一致や、過去の流れによる振動事故を紹介し、海洋構造物の流れによる振動問題をわかりやすく解説します。 |
講師
星野 邦弘(ほしの くにひろ) | 海上技術安全研究所海洋先端技術系専門研究員
1957 年福岡県生まれ、66 歳 ●経歴 1980年 東京電機大学 工学部電気工学科 卒業 1997年 九州大学大学院総合理工学研究科 大気海洋環境システム学専攻修了 運輸省船舶技術研究所 海洋開発工学部 九州大学応用力学研究所 海中機器作動力学部門 海上技術安全研究所 環境エネルギー研究領域、流体設計系等に勤務 2018年 海上技術安全研究所 定年退職 (一財)工業所有権協力センター、栗田工業株式会社に勤務 2020年 海上・港湾・航空技術研究所 研究特命主管 2023年 海上技術安全研究所海洋先端技術系専門研究員 ●専門 粘性流体力学、水槽実験 |