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講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第29回)
〜科学と文学の間(あわい)に〜

D2352000.pdf

※用紙で受講者登録または講座申し込みをされる場合は上記からダウンロードしてください。

講座趣旨

三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)
 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、SFを中心に、国内外の短編・中編の文学作品を幅広く読んでいきます。ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか?
 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題図書はご自身で用意してください。
 本講座は、対話型のため、マスクの着用を推奨します。

【今後の予定】

第30回は、2024年3月1日 金曜日です。
 

講座概要

講座日程 2024年 2月 2日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 アーシュラ・K・ル・グィン 「オメラスから歩み去る人々」 【所収】『風の十二方位』〈ハヤカワ文庫SF〉
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 12月19日(火)午前9時30分〜 2024年2月1日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
2月 2日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎  この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。
【課題図書について】
 今回の課題作はアーシュラ・K・ル・グウィン「オメラスから歩み去る人々」。ヒューゴー賞を受賞した著者の短篇代表作のひとつです。ある理想郷を理想郷たらしめているのは何なのか。多数の幸福とは少数の犠牲のうえに成立していいものなのか。文庫本でわずか12ページの短い作品ですが、発表から半世紀を経た今も、作品が読み手に突きつけてくるものの重みはまったく減じることがありません。マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう』で取り上げられたことでも知られるこの名作短篇を一緒に読んでみましょう。
【選書ポイント】
 アーシュラ・K・ル・グウィン(「ル=グウィン」とも)はSFとファンタジー、両方の世界で活躍したアメリカの作家。ファンタジーの代表作『ゲド戦記』シリーズがジブリでアニメ化(といっても長大なシリーズのごく一部ですが)されたこともあり、著者の名前は知らなくても『ゲド戦記』の名前を知らない人はいないと言ってもいいくらい、日本でも高い知名度と人気をほこっています。後世への影響も大きく、没後に米国では「アーシュラ・K・ル・グウィン賞」も設立されています。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう) 編集者・ライター
 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とツイッターで本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)があります。

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