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講座詳細
三鷹の夜☆月いち読書会 (第28回)
―科学と文学の間(あわい)に
講座趣旨
三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)に〜
三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、SFを中心に、国内外の短編・中編の文学作品を幅広く読んでいきます。ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか?
興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。
※ 課題図書はご自身で用意してください。
本講座は、対話型のため、マスクの着用を推奨します。
【今後の予定】
第29回は、2024年2月2日 金曜日です。
講座概要
講座日程 | 2024年 1月12日 (金) |
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時間 | 19:00〜20:30 |
定員 | 12 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
教 材 | 安部 公房「鉛の卵」 【所収】『R62号の発明・鉛の卵』〈新潮文庫〉 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 12月5日(火)午前9時30分〜2024年1月11日(木)午後9時 |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 1月12日 |
19時00分〜20時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 空犬 太郎 | この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。 【課題図書について】 今回の課題作は安部公房「鉛の卵」。《冬眠器の故障で80万年後に目を覚ました男の行動を通して現代を諷刺した先駆的SF作品》(版元の内容紹介より)。安部公房の作品は多くの言語に翻訳され、海外でも高い人気と評価をほこり、「ノーベル文学賞に最も近い人物」とされていました。そんな国際的に活躍した作家のSF短篇を一緒に楽しんでみましょう。 【選書ポイント】 この読書会で過去に取り上げた高山羽根子、円城塔のように、SFと純文学の両方でジャンルにとらわれない活躍をしている作家がいますが、安部公房は、そうしたジャンル横断作家のパイオニアの一人と言ってよい存在で、この読書会のテーマにぴったりの作家の一人です。ノーベル文学賞の候補と目されていたこともあるなど、その人気や評価は国や言語を超えたものとなっています。代表作には読売文学賞を受賞、映画化され映画版も人気の高い『砂の女』の他、『燃えつきた地図』『箱男』など長編が多いのですが、短編にも今回の課題作品のようなおもしろい作品がたくさんあります。 |
講師
空犬 太郎(そらいぬ たろう) | 編集者・ライター
1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とツイッターで本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)があります。 |