講座詳細
おとな絵本ラウンジ 絵本を深く知るレクチャーシリーズ 36【オンライン講座】
「詩と絵の本『うたをうたうとき』―詩人まど・みちおさんと絵本のこと 渡邉良重さん(デザイナー)×松田素子さん(編集者)が語る」
講座趣旨
おとなの知的好奇心を刺激する絵本講座
“おとな絵本ラウンジ” レクチャーシリーズ
多様な人々と様々な視点で絵本を楽しむ場“おとな絵本ラウンジ”のレクチャーシリーズは、今、絵本の世界で活躍する人々や活動を紹介する講座です。講師には、絵本作家、作家、美術家、デザイナー、編集者、キュレーターなど、様々な立場で絵本にかかわる方々をお招きします。
今回の講師は、デザイナーの渡邉良重さんと編集者の松田素子さんです。
渡邉さんがまど・みちおさんの詩を選びコラボレーションした詩と絵の本『うたをうたうとき』。その制作の際にご一緒されたお二人に、『うたをうたうとき』の制作の背景はもちろん、『ブローチ』、『ジャーニー』、『UN DEUX』、『しんじゅのこ』などの絵本の著者でもある渡邉良重さんの絵本作りについて伺います。ぜひ詩と絵の本『うたをうたうとき』をお手元に用意して、ご参加ください。
梅澤尚子(コーディネーター)
【お申込リンク】
こちらからお申し込みください。Peatixからのお申し込みとなります。
https://otonaehon20230219.peatix.com
◆教材は、アノニマ・スタジオのオンラインストア、全国書店、またはAmazonなどのネット書店でご購入ください。
https://www.anonima-studio.com/books/picture_book/uta-wo-utau-toki/
※なるべく書籍をお手元に用意して、講座にご参加ください。書籍は各自でご用意ください。
<見逃し配信のご案内>
当講座終了後、期間限定で、講座の録画を限定配信します。対象者は、講座の申込期間中に受講料の支払いを行った方です。見逃し配信期間は2月22日(水)〜3月1日(水)です(予定)。YouTubeの限定公開URLをメールでお知らせします。期間中は何度もご覧いただけます。オンライン講座の画面を録画して作成する動画となるため、通信状況により動画や音声が乱れる場合があります。ご了承ください。
講座概要
講座日程 | 2023年 2月19日 (日) |
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時間 | 13:00〜15:00 |
定員 | 90 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
教 材 | まど・みちお 詩、渡邉良重 絵『うたをうたうとき』(アノニマ・スタジオ、2022年)2,420円(税込) |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | オンライン |
申し込み | Peatixでのお申し込み・お支払いです。左のリンクからお申し込みください。 |
受付期間 | 1月17日(火)午前9時30分〜2月18日(土)午後9時 |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 2月19日 |
13時00分〜15時00分 | オンライン | 渡邉 良重 松田 素子 |
詩と絵の本『うたをうたうとき』―詩人まど・みちおさんと絵本のこと
渡邉良重さん(デザイナー)×松田素子さん(編集者)が語る デザイナーの渡邉良重さんが国民的詩人であるまど・みちおさんの詩を選び、コラボレーションした詩と絵の本『うたをうたうとき』が2022年3月にアノニマ・スタジオより刊行されました。この本は、2019年に山口大学医学部附属病院の小児病棟に設置された「ホスピタルアート」をもとに書籍化したもの。まど・みちおさんと渡邉良重さん、今回の書籍化への縁を繋いだ編集者の松田素子さんは、三人とも山口県ご出身という共通点もあります。 『うたをうたうとき』の本作りの背景、まど・みちおさんの詩に込められた想い、渡邉良重さんの絵本やデザインのお仕事について、編集者の松田素子さんとお話しいただきます。 |
講師
渡邉 良重(わたなべ よしえ) | アートディレクター、デザイナー
1961年、山口県生まれ。山口大学教育学部卒業。グラフィックデザインを主とするデザイン制作会社・ドラフトを経て、アートディレクターの植原亮輔氏と共に2012年にキギ(KIGI)を設立。グラフィック、テキスタイル、「D−BROS」をはじめとするプロダクトのデザインを手がける。洋服やファッションのブランド「CACUMA」、琵琶湖の職人達と共に陶器を中心とした「KIKOF」などのブランドを立ち上げ、2015年には東京・白金にギャラリー&ショップ「OUR FA-VOURITE SHOP」をオープンする。著書に『ブローチ』(文・内田也哉子)や『ジャーニー』(詩・長田弘、ジュエリー・薗部悦子)、『UN DEUX』(文・高山なおみ)、『しんじゅのこ』(文・福永信)、作品集『キギ/KIGI』、マガジン形式の作品集『KIGI_M』シリーズを刊行。2017年、宇都宮美術館にて大規模個展「KIGI WORK & FREE」を開催。東京ADCグランプリ、東京ADC会員賞、第19回亀倉雄策賞など受賞。 |
松田 素子(まつだ もとこ) | 編集者
1955年山口県生まれ。偕成社にて「月刊MOE」の創刊・編集長を務め、退社後はフリーランスとして絵本を中心に300冊以上の本の誕生に関わってきた。長谷川義史、はたこうしろうなど、多くの作家のデビューに編集者として立ち会い、自身も翻訳者・著者として活動している。まど・みちおさんの晩年10年間を編集者として関わり、生み出したまどさんの書籍は『まど・みちお画集 とおいところ』、『絵をかいていちんち――まど・みちお100歳の画集』、『どんな小さなものでもみつめていると宇宙につながっている――詩人まど・みちお100歳の言葉』、『うちゅうの目』、『せんねん まんねん』、『くうき』、『まどさんからの手紙 こどもたちへ』などがある。 |
梅澤 尚子(うめざわ なおこ) | 絵本コーディネーター、絵本勉強家
地元、三鷹市に住む児童文学作家、神沢利子氏の展覧会を作るために発足された市民プロジェクト神沢利子展プロジェクト実行委員会にて、展覧会企画を担当。2013年より、絵本を学ぶ場、楽しむ場「おとな絵本ラウンジ」を企画コーディネート。2018年より、三鷹市星と森と絵本の家 回廊ギャラリー公募絵本原画展審査員。 おとな絵本ラウンジ:http://otonaehon.jimdo.com/ |