講座詳細

大人のための音読講座 三鷹ゆかりの作家・作品たち(106)
芥川 龍之介「早春」(その2)

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講座趣旨

大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)
 これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか? ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
 台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
 講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付きの講座です。

【これまでに参加された受講生の声】
・先生がひとりひとりとても丁寧に講評してくださったのがありがたかったです。(40代女性)
・自分の音で読む楽しさや、人の読むのを聞く楽しみもわかりました。(60代女性)
・気持ちが徐々に解放されて、素直に声が出るようになり、自分でもびっくりです。(60代女性)
・声を出して読むのは楽しい。思いを込めて読むとストレス解消になります。(60代男性)
・音読の楽しさに感激しました。(70代女性)

次回の「大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち」は、4月20日(水)を予定しています。

講座概要

講座日程 2022年 3月19日 (土)
時間 10:30〜12:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 2,000 円
市     民 1,600 円
市民在勤・在学 1,600 円
市 民 学 生 1,200 円
会     員 1,000 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 2月8(火)午前9時30分〜3月18日(金)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
3月19日
10時30分〜12時30分 三鷹ネットワーク大学 原 きよ 芥川 龍之介「早春」(その2)
 太宰治が芥川龍之介を尊敬し、芥川賞受賞を切望するもついに叶わなかったという話は有名です。今回は「早春」その2。前回は、主人公の大学生 中村が恋人 三重子を待っているという場面でした。会うたびに変わっていく三重子。約束の2時はもうとっくに過ぎている。中村はどれくらい三重子を待ち続けるのか…、そうして三重子は現れるのか…。
 その数時間後、中村は小説家志望の友人 堀川とカフェにいる。三重子の話を聞いた堀川は、まるで小説を朗読するようにあるストーリーを語りだす。
 目に見える情景を想像しながら朗読することよりも、心の動きを表現することのほうが難しいのですが、人それぞれ違いが出るので、聴いている楽しさはあります。他の方の朗読を聞いて発見もあることでしょう。気楽な気分で楽しみましょう。

講師

原 きよ(はら きよ) フリーアナウンサー・朗読家
 元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」では、メイキングドキュメンタリーで原作朗読を務めた。演奏家との共演も好評で、ピアノ、ハープ、月琴、リュートなど、様々な楽器とのコラボも多い。文化庁「文化芸術による子供育成総合事業」登録アーティスト。

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