講座詳細

サイエンスフロントMITAKA―最先端科学を楽しむ 3月【オンライン講座】
「シチズンサイエンスで挑む雷の謎―雷から放たれるガンマ線が核反応を起こす?」

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講座趣旨

三鷹ネットワーク大学企画講座
サイエンスフロントMITAKA〜最先端科学を楽しむ
 21世紀は、科学(サイエンス)が量的にも質的にも新しい時代を迎えると言われています。遺伝子操作、ヒトの心(脳科学)や誕生と死への介入、AI(人工知能)、氾濫するネット情報など、これまで生活を豊かにしてきた科学技術が新たな段階に達し、人類と科学、そして、社会との関係を大きく変えようとしています。資源・エネルギーの大量消費・枯渇と地球規模の環境問題は一つの典型と言えます。
 一方、ブラックホールの観測をはじめとする基礎科学的研究の発展は、我々の住む自然への理解をこれまでにないレベルで高めました。このように社会が科学技術化された時代にあって、科学的な考え方を身に着けることは、日常生活で出会う様々な出来事を的確に把握し対処することを可能にします。
 2021年9月からスタートした「サイエンスフロントMITAKA」では、様々な分野の第一線で活躍する科学者が最先端の研究成果をわかりやすく紹介し、みなさんと意見を交わすことで、科学の考え方に親しんでいただける時間をお届けします。
 
※後日、YouTube にて 講義部分を配信します。(受講生限定)

【お申込みリンク】
https://science-front-mitaka0311.peatix.com
 

講座概要

講座日程 2022年 3月11日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 90 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 オンライン
申し込み Peatixでのお申し込み・お支払いです。左のリンクからお申し込みください。
受付期間 2月8日(火)午前9時30分〜3月10日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
3月11日
19時00分〜20時30分 オンライン 榎戸 輝揚 シチズンサイエンスで挑む雷の謎−雷から放たれるガンマ線が核反応を起こす?
 雷や雷雲から目には見えないエネルギーの高い光「ガンマ線」が出ていることが、最近の研究からわかってきました。この現象は、冬の日本海側でたびたび観測されるようになり、世界中の研究者が注目しはじめています。私たちのチームでは、シチズンサイエンスの枠組みも活用して雷雲の謎に挑む「雷雲プロジェクト」を進めています。これまでに見つかった雷で起きる原子核反応や、雷雲からのガンマ線のビームなどの最新の研究を紹介します。

講師

榎戸 輝揚(えのと てるあき) 理化学研究所 開拓研究本部 榎戸極限自然現象理研白眉研究チームリーダー
 1983年、北海道生まれ。東京大学大学院博士課程修了。博士(理学)。専門はX線天文学、特に中性子星やマグネターの観測的研究で、最近は天文学の観測技術とシチズンサイエンスを活用して、雷や雷雲の高エネルギー大気物理学という新しいテーマの開拓にも挑んでいる。
文部科学大臣表彰若手科学者賞などを受賞。

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