講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第6回)
―科学と文学の間(あわい)に

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講座趣旨

 三鷹ネットワーク大学では、4月から月1回夜の読書会を開催しています(8月と3月除く)。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、国内外のSF小説を中心にコミック、科学エッセイなど幅広く読んでいます。
 在宅勤務・リモートワークといった“おうち時間”が増えるなか、ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか? 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題図書はご自身で用意してください。

講座概要

講座日程 2022年 1月28日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 課題図書:「トータル・リコール」 (フィリップ・K・ディック)『トータル・リコール ディック短編傑作選』 (ハヤカワ文庫SF)所収
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 12月21日(火)午前9時30分 〜1月27日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
1月28日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬太郎 「トータル・リコール」(フィリップ・K・ディック)『トータル・リコール ディック短編傑作選』(ハヤカワ文庫SF)所収
 SFの王道テーマの1つにして、本読書会のテーマ「科学と文学の間」にもぴったりなキーワード「記憶」。今回は「記憶」と現実感の揺れを描き、映画化もされたSF短編を取り上げます。

【今回の選書ポイント】
 夜ごと火星に行く夢を見ていた男。彼の火星行きは、彼の日常生活は本物なのか。夢か現実か。何が本物なのかにこだわり続け、読み手の現実感を強烈に揺さぶってくる作品をいくつも手がけたディックの代表作にして傑作のひとつです。二度映画化されていますから、それらを参考にするのもいいかもしれません。映画をご覧になるときは、ぜひ原作読書の後で。

講師

空犬太郎(そらいぬ たろう)  1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とツイッターで本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『本屋図鑑』『本屋会議』(夏葉社)、『本屋はおもしろい!!』『子どもと読みたい絵本200』『本屋へ行こう!!』(洋泉社)があります。

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