インタラクティブ・フォーカシングをベースにしたピア・カウンセリング講座
【体験学習あり】

講座趣旨

フォーカシングをベースにしたピア・カウンセリング講座
ー日常会話とこころの実感に触れながらお話することとの違いを体験的に理解するー
　
　ピアは仲間、対等な立場の人を指す言葉です。本講座ではカウンセラーとクライアント（相談をする人）という役割を固定せずに、お互いに両方の役割を交互に担いながら、相互理解を深めていくコミュニケーション活動をピア・カウンセリングと定義します。フォーカシングは心の実感に注意を向けて言葉にしていくことで気づきを得る技法で、カウンセリングを深めることができます。
　ピア・カウンセリングは日常生活に活かすことができ、精神的な健康を守る効果が期待できます。カウンセリングの理論や方法に関心をお持ちの方のご参加をお待ちしています。

【内容】
　「こころの実感に触れる」とはどういうことか、フォーカシングを創始したジェンドリンの理論についてご紹介します。そのうえで、インタラクティブ・フォーカシングをベースにしたピア・カウンセリングの体験学習を行います。
　第１部 理論
　ジェンドリンの体験過程理論について解説します。「こころの実感に触れる」話し方と日常会話との違いについて、具体例を紹介します。フォーカシングの発展型の一つであるインタラクティブ・フォーカシングのやり方について説明します。
　第２部 体験学習
　こころの実感に触れながらお話をする練習をします。日常会話との違いを体験してみましょう。こころの実感に触れることで、新たな気づきが得られます。こころの実感に触れながらお話を聴くことにも挑戦してみましょう。