講座詳細

船のGHG(温室効果ガス)排出削減【オンライン講座】
水素とアンモニアが船舶燃料に?

D2054200.pdf

講座趣旨

海上・港湾・航空技術研究所 企画講座“船と海の科学”
 海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所は、海事・海洋技術に関する研究開発に取り組んでいる国内最大規模の研究機関です。
 海上技術安全研究所が企画する本講座では、研究にまつわるトピックを取り上げ、皆さんに「船と海の科学」を分かりやすく解説します。講師は、海上技術安全研究所の研究員が務めます。この講座を通じて、「船」と「海」に少しでも親しんでもらえれば幸いです。

【お申込リンク】
https://nmri20210321.peatix.com

講座概要

講座日程 2021年 3月21日 (日)
時間 14:00〜15:30
定員 40 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 オンライン
申し込み Peatixでの申し込み・支払いです。左のリンクからお申し込みください。
受付期間 2月24日(水)午前9時30分〜3月19日(金)午後8時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
3月21日
14時00分〜15時30分 オンライン 春海 一佳 「船のGHG(温室効果ガス)排出削減――水素やアンモニアが船舶燃料に?」
 現在、地球規模で二酸化炭素を中心とする温室効果ガス(GHG)の排出削減が求められています。世界の物資輸送の大半を担う船舶分野も例外ではなく、世界中を航行する船舶を対象とした規制が国際海事機関(IMO)により定められました。船はもともと省エネ性能に優れていて、1 tonの貨物を1 km運ぶのに要するエネルギーは大型トラックの1/10〜1/50程度です。この省エネ性能に優れた船からのGHG排出を削減するには、船の抵抗低減や効率の良いエンジンの利用等、さまざまな方法が考えられます。本講座では、これらを紹介するとともに問題点についても紹介します。

講師

春海 一佳(はるみ かずよし) (国研)海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所 研究特命主管
 入所以来、水素燃焼ガスタービン、乱流制御、排熱回収、空気潤滑、アンモニア燃焼等の研究に従事。現在、(国研)海上・港湾・航空技術研究所 海上技術安全研究所 研究特命主管。

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