講座詳細
大人のための音読講座・三鷹ゆかりの作家たち(93)
林芙美子「おにおん倶楽部」(その1)
講座趣旨
特定非営利活動法人みたか都市観光協会企画講座
大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)
三鷹ゆかりの作家・作品たち
これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか?ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付きの講座です。
講座概要
講座日程 | 2021年 2月17日 (水) |
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時間 | 10:30〜12:30 |
定員 | 10 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 一 般 2,000 円 市 民 1,600 円 市民在勤・在学 1,600 円 市 民 学 生 1,200 円 会 員 1,000 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 1月19日(火) 午前9時30分〜2月16日(火)午後8時 |
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日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 2月17日 |
10時30分〜12時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 原 きよ | 林芙美子の「おにおん倶楽部」(その1) 太宰治と交流のあった林芙美子(1903-1951)の「おにおん倶楽部」(『童話集 狐物語』〔国立書院、1947年〕所収)を取り上げます。 仲良しの少年4人組は、全員泣き虫です。そこで、切ると涙が出る“たまねぎ”(英語で“おにおん”)と掛けて「おにおん倶楽部」と名付けられました。もとは同じ町内に住んでいましたが、空襲で町が焼けてしまうと、みんな離れ離れになってしまいました。終戦後、居場所がわかり、月に一度は集まろうということになりました。集まりの約束事として、1カ月になにか“いいこと”をして報告し合うことになりました。さて、どんな報告会になるのでしょうか?なんとなく懐かしくなるお話、雰囲気を大切にしながら音読しましょう。 |
講師
原 きよ(はら きよ) | フリーアナウンサー・朗読家
元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」では、メイキングドキュメンタリーで原作朗読を務めた。生誕100年からは、毎年、生誕祭の6月19日に、太宰の生地、青森県五所川原市金木「太宰治疎開の家 津島家新座敷」での朗読会に出演。演奏家との共演も好評で、ピアノ、ハープ、月琴、リュートなど、様々な楽器とのコラボ作品のレパートリーも多い。 文化庁「文化芸術による子供育成総合事業」登録アーティスト。 |