講座詳細

大人のための音読講座・三鷹ゆかりの作家たち(92)
森鴎外「余興」(その2)

D2050600.pdf

講座趣旨

特定非営利活動法人みたか都市観光協会企画講座
大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)
三鷹ゆかりの作家・作品たち
 これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか?ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
 台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
 講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付きの講座です。

講座概要

講座日程 2021年 1月20日 (水)
時間 10:30〜12:30
定員 10 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 2,000 円
市     民 1,600 円
市民在勤・在学 1,600 円
市 民 学 生 1,200 円
会     員 1,000 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 12月8日(火) 午前9時30分〜1月19日(火)午後9時

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日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
1月20日
10時30分〜12時30分 三鷹ネットワーク大学 原 きよ 森鴎外の「余興」(その2)
 前回の音読講座(91)に引き続き、三鷹市の禅林寺に眠る森鴎外の作品「余興」を取り上げます。今回は、いよいよ余興が始まるシーンからです。
 主人公は、同郷人の懇親会に出席するため、久しぶりに柳橋の料亭『亀清』を訪れました。老女の三味線にあわせて、有名人による「浪花節」が始まり、一同は謹んで聴いていました。主人公は辛くて仕方がありませんでしたが、先輩への敬意を忘れてはならないと耐えました。その後の芸者とのやり取りから、複雑に揺れる気持ちが表れており、この作品を面白くしています。  

講師

原 きよ(はら きよ) フリーアナウンサー・朗読家
 元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」では、メイキングドキュメンタリーで原作朗読を務めた。生誕100年からは、毎年、生誕祭の6月19日に、太宰の生地、青森県五所川原市金木「太宰治疎開の家 津島家新座敷」での朗読会に出演。演奏家との共演も好評で、ピアノ、ハープ、月琴、リュートなど、様々な楽器とのコラボ作品のレパートリーも多い。
 文化庁「文化芸術による子供育成総合事業」登録アーティスト。

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