講座詳細
アジア経済・ビジネス特別講義 第6回【オンライン講座】
「中国における社会管理のデジタル化の進展―SARS(2003)から新型コロナ(2020)まで」
講座趣旨
一般社団法人アジア経営戦略研究所・三鷹ネットワーク大学 企画講座
アジア経営戦略ビジネススクール
“アジア経済・ビジネス特別講義”(9回シリーズ)【オンライン講座】
「アジアでの価値づくりに挑む企業のイノベーション」
昨年度に引き続き、アジア経営戦略研究所と連携し、同研究所が運営する「アジア経営戦略ビジネススクール」(AIBSビジネススクール)の9回の特別講義を開催します。この講義は、アジア経済やビジネスに関わる専門家によるオムニバス講義です。
企業が飛躍的に発展していくには、経済成長著しい元気なアジア市場を取り込んでいかねばなりません。この地域では経済連携の動きが始まり、開かれたアジアになりつつあります。一方では、先端技術を中心として米中覇権争いで複雑な様相も呈しています。しかしながら、様々な価値観が存在するアジアは、異なる知の融合から生まれるイノベーションの宝庫とも言えます。このようなアジアで、人々の豊かな社会を創生していく新たな価値づくりに企業は挑んでいかねばなりません。魅力溢れる事業を展開していく“起業家精神旺盛な企業に変身”していく必要があります。しかも新型コロナウイルスの終息がなかなか見えない中では、一層英知を絞った行動が求められます。正に“経営のイノベーションの推進”です。
今回は、このイノベーションに焦点を当てて、最近のアジアのトピックスや事例を取り上げながら、各講師が各々の専門分野から分かりやすく解説します。聴講される皆さんにとっても興味深い話が聴けると思います。活発な質疑応答がなされることを期待しています。
※オンライン会議アプリのZoomを使用した講座です。ご自宅などからご参加ください。
【申込リンク】
https://aibs20210224.peatix.com
講座概要
講座日程 | 2021年 2月24日 (水) |
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時間 | 18:30〜20:00 |
定員 | 50 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 0 円 |
難易度 | ★★☆ |
会 場 | オンライン |
申し込み | Peatixでの申し込み・支払いです。左のリンクからお申し込みください。 |
受付期間 | 1月19日(火) 午前9時30分〜2月23日(火)午後8時 |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 2月24日 |
18時30分〜20時00分 | オンライン | 三橋 秀彦 | 中国における社会管理のデジタル化の進展―SARS(2003)から新型コロナ(2020)まで 「金保工程」「金盾工程」「金網工程」「雪亮工程」「恵民工程」。中国政府は1990年代以降今日至るまで続々とデジタル技術を応用した各種の管理モデルを開発してきた。社会の隅々に及ぶデジタル管理の浸透から、今日中国の政治体制は「デジタル社会主義」と形容されるまでになっている。中国では国有企業改革、WTO加盟、SARS、北京オリンピック等、危機管理が要請された「社会経験」を経る毎にこれらのモデルは深化していった。本講義では中国型モデルの成長の軌跡と常にその背後にあった所謂「政務ソフト」企業の役割について紹介し、さらに講義の最後でポストコロナにおける中国型モデルの世界的影響について考えてみたい。 |
講師
三橋 秀彦(みつはし ひでひこ) | 亜細亜大学国際関係学部多文化コミュニケーション学科教授
1987年一橋大学社会学部卒業後、在香港日本国総領事館専門調査員(94−97年)を経て、97年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。88年より、亜細亜大学国際関係学部に勤務。比較社会学および現代中国論を専攻。 |