講座詳細

アジア経済・ビジネス特別講義 第1回【オンライン講座】
「コロナ感染と米中冷戦で、大転換するアジアの産業地図」

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講座趣旨

一般社団法人アジア経営戦略研究所・三鷹ネットワーク大学 連携企画
アジア経営戦略ビジネススクール “アジア経済・ビジネス特別講義”(9回シリーズ)
「アジアでの価値づくりに挑む企業のイノベーション」

 昨年度に引き続き、アジア経営戦略研究所が運営する「アジア経営戦略ビジネススクール」(AIBSビジネススクール)の9回の特別講義を三鷹ネットワーク大学と連携して開催します。この講義は、アジア経済やビジネスに関わる専門家によるオムニバス講義になります。
 企業が飛躍的に発展していくには、経済成長著しい元気なアジア市場を取り込んでいかねばなりません。この地域では経済連携の動きが始まり、開かれたアジアになりつつあります。一方では、先端技術を中心として米中覇権争いで複雑な様相も呈しております。しかしながら、様々な価値観が存在するアジアは、異なる知の融合から生まれるイノベーションの宝庫とも言えます。このようなアジアで、人々の豊かな社会を創生していく新たな価値づくりに企業は挑んでいかねばなりません。魅力溢れる事業を展開していく“起業家精神旺盛な企業に変身”していく必要があります。しかも新型コロナウイルスの終息がなかなか見えない中では、一層英知を絞った行動が求められます。正に“経営のイノベーションの推進”です。
 今回は、このイノベーションに焦点を当てて、最近のアジアのトピックスや事例を取り上げながら、各講師が各々の専門分野から分かりやすく解説されます。聴講される市民の皆さんにとっても興味深い話が聴けると思います。活発な質疑応答がなされることを期待しております。

※オンライン会議アプリのZoomを使用した講座です。ご自宅などからご参加ください。

【申込リンク】
https://aibs20210114.peatix.com

講座概要

講座日程 2021年 1月14日 (木)
時間 18:30〜20:00
定員 30 人 (先着制)
回数 1回
受講料 0 円
難易度 ★★☆
会 場 オンライン
申し込み Peatixでの申し込み・支払いです。左のリンクからお申し込みください。
受付期間 12月22日(火) 午前9時30分〜1月13日(水)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
1月14日
18時30分〜20時00分 オンライン 後藤 康浩 コロナ感染と米中冷戦で、大転換するアジアの産業地図
 2018年3月に始まった米中冷戦は、中国の産業技術の劇的台頭が米国の警戒心を高めて起きた。AI、自動運転、デジタル通貨など多くの分野で中国は米国に肩を並べており、今後、米中の産業競争はますます激化するだろう。中国は半導体生産のコア技術などいくつかの決定的な弱点を抱えており、その穴を米欧日韓からの輸入、技術導入、企業買収で埋めようとしていたが、米国はその道を断ったため、窮地に立たされており、ファーウェイはその象徴と言える。今後、グローバル産業は米中両ブロックに分断され、アジアにも深刻な影響が及ぶことが予想され、中国からASEAN、南アジアへの工場移転と先進国への工場回帰が大きな流れとなる。半導体で世界トップの微細化技術を持つ台湾のTSMCが米中間の競争のカギを握るだろう。 

講師

後藤 康浩(ごとう やすひろ) 亜細亜大学都市創造学部教授、元日本経済新聞論説委員
 早稲田大学政経学部卒、BOND大学経営大学院修了(MBA)。1984年日本経済新聞社入社、東京本社社会部、国際部、産業部やバーレーン、ロンドン、北京に駐在。編集委員、論説委員、編集局アジア部長などを歴任。2016年から亜細亜大学都市創造学部教授

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