コロナウィルス感染症の発生状況等を踏まえ、本講座は中止となりました。皆様のご理解とご協力をお願いします。

講座詳細

【中止】アストロノミー・パブ3月
「宇宙はなぜ暗いのか?」

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講座趣旨

国立天文台企画サロン アストロノミー・パブ
 アストロノミー・パブは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。前半はホストとゲストによる「トークタイム」、後半は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。

講座概要

講座日程 2020年 3月21日 (土)
時間 18:30〜20:30
定員 25 人 (定員を超えた場合は抽選です)
回数 1回
受講料 3,000 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 2月4日(火)午前9時30分〜2月25日(火)午後5時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
3月21日
18時30分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 ゲスト:津村 耕司
ホスト:大井 渚
 「夜が暗い」という事実はあまりにも当たり前すぎて、なぜそれが不思議かさえも気づかないかもしれません。しかし実は「夜はなぜ暗いのか」という疑問への回答を人類が得てからまだわずか100年程度しか経っていない、とても奥が深い問題なのです。この疑問に対する回答として「太陽が沈んでいるから」では不十分です。なぜなら、昔の人がそう信じていたように、この宇宙が無限に広く、その中に無限個の星が存在しているならば、その星からの光で空は夜でも明るくなってしまうと考えられるからです。
 この講座では、「そもそもなぜ夜が暗いことが不思議なのか」から始まり、ブラックホールやビッグバンなどの最新の天文学の成果についても紹介しながら、「夜が暗い」ことの不思議とその回答について紹介していきます。

講師

津村 耕司(つむら こうじ) 東京都市大学知識工学部自然科学科准教授
 ロケット実験CIBERなどを用いて、宇宙赤外線背景放射(赤外線での宇宙の明るさ)の観測的研究に取り組むなど、宇宙望遠鏡を用いた赤外線観測天文学が専門。
 著書に『宇宙はなぜ「暗い」のか?』(ベレ出版、2017年)、『天文学者に素朴な疑問をぶつけたら宇宙科学の最先端までわかったはなし』(大和書房、2018年)など。
大井 渚(おおい なぎさ) 東京理科大学理学部第二部 助教
 銀河の中心部に普遍的に存在する超巨大ブラックホールが与えた影響に着眼した、銀河成長の歴史を研究。日本の赤外線天文衛星『あかり』と多様な地上望遠鏡/天文衛星のデータを用いた観測天文学が専門。超巨大ブラックホールは『実はものすごく明るい天体』であり、本講座の『宇宙はなぜ暗いのか』の疑問をより面白くする天体である。

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