講座詳細
海のシルクロードと日本
“シルクロードの中の日本文化” (4)
講座趣旨
“シルクロードの中の日本文化”
古来日本には海の道を通じ多くの文化が入って来ました。古くは黒潮によって雲南の文化が運ばれ、その後シルクロード経由でギリシア、ペルシア、インド、ガンダーラの文化が流入してきました。それらを受け入れつつも日本は独自の文化的特性を保ちながら今日に至っております。
新しい時代を迎えようとしている今、日本文化の核を再確認して、文化多元の世界の中で日本文化を世界の人々に発信していきましょう。古来日本には海の道を通じ多くの文化が入って来ました。古くは黒潮によって雲南の文化が運ばれ、その後シルクロード経由でギリシア、ペルシア、インド、ガンダーラの文化が流入してきました。それらを受け入れつつも日本は独自の文化的特性を保ちながら今日に至っております。
講座概要
講座日程 | 2020年 2月15日 (土) |
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時間 | 14:00〜15:30 |
定員 | 40 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 1月21日(火)午前9時30分より |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 2月15日 |
14時00分〜15時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 欠端 實 | 日本はモンスーン地帯に位置し、海を通じて文化的交流を進めてきた海洋国家です。明治期「脱亜入欧」が叫ばれ、「脱南入欧」しなければならないとされましたが、今や「南」の文化がもつ豊かさが再評価される時が来たのではないでしょうか? 日本文化は自然に親近感をもち、自然を善であるとみなしてきました。インドネシア、タイ、雲南などとの文化的交流を眺め、今一度、「南」の国としての己自身の姿を見つめ直してみませんか。 |
講師
欠端 實(かけはた みのる) | 麗澤大学 名誉教授、(一社)中日文化研究所 理事長
1939年東京生まれ。早稲田大学大学院卒業後、麗澤大学教授(39年間)、早稲田大学非常勤講師(27年間)。2010年定年退職。現在、麗澤大学名誉教授、一般社団法人中日文化研究所理事長。 専攻はシルクロード文化交流史、中国文化史、比較文化史(特に新嘗研究)。 著書に『宇宙の心、自然の心』、『聖樹と稲魂』、『癒しの思想』(共著)、『文明の風土を問う』(共著)その他。広くシルクロード地帯を歩き、現在は日本の基層文化研究のため雲南省を中心に現地調査を続行中。 |