講座詳細
開かれたアジアで価値共創に挑む企業へ(第9回)
「韓国企業のアジアにおける競争と共創」
講座趣旨
開かれたアジアで価値共創に挑む企業へ(10回シリーズ)
本講座は、アジア経済の動きを捉え、アジア市場を取り込む日本企業のビジネス展開について、10回に渡り講義していきます。講師陣は、亜細亜大学・前学長の池島政広氏を筆頭に、アジアビジネスについて精通する講師を迎え、最新の情報を取り入れながら分かりやすく講義してまいります。
今年度も、亜細亜大学寄付講座・西武信用金庫後援で、亜細亜大学、西武信用金庫、アジア・国際経営戦略学会、次世代創造協同組合の共同企画として開催いたします。
アジアに関心のある企業の方々、あるいは今動いているアジアのホットな話題に触れたい市民の方々に参加いただければ幸いです。
講座概要
講座日程 | 2019年 2月20日 (水) |
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時間 | 18:30〜20:00 |
定員 | 30 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 0 円 |
難易度 | ★★☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 1月22日(火)午前9時30分より |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 2月20日 |
18時30分〜20時00分 | 三鷹ネットワーク大学 | 張 相秀 | 韓国企業のアジアにおける競争と共創 日本の赤松要氏が雁行型経済発展論の概念を提唱したのが1935年である。61年にはアメリカのレイモンド・バーノン氏が類似のPLC理論を提唱した。今日、アジア地域には経済社会などいろんな面で少なからずのギャップが実在する中、互いに協調の道を探っている。多国間のTPPや二国間のFTAと言った通商協定締結もその一環である。また、ヒューマンキャピタルやテクノロジーなどの面でも大きな格差が厳存し、文化や価値観も異なるのが現実である。 このような格差と相違点が弱みではなく、強みとして活かすという観点から協力と共創の必要性が求められる。共創の典型的な例として「オープンイノベーション」が進んでいる。本講義ではアジア地域における韓国の大企業の競争と共創戦略について紹介したい。 |
講師
張 相秀(チャン サンスウ) | 亜細亜大学 都市創造学部 教授
慶應義塾大学で経済学修士、商学博士の課程を修了(84年4月90年3月)し、博士号を取得した。1991年から22年間、「サムスン経済研究所」で勤めた後、2013年度から亜細亜大学で特任教授(3年間)と専任教授(2016年度以降)として勤めている。サムスンではHR分野(人事制度、人材育成、組織文化、労使関係)の調査研究を行いながら、様々な新システム設計などに参画した。在職中、12年間は人事組織室の室長(常務と専務)として勤務し、退任後は諮問役として3年間勤めた。韓国では大学の招聘・客員教授、HR関連学会役員、中央政府や自治体の政策諮問委員として活躍した。 |