講座詳細
船を造る 〜造船研究に挑んで50年〜
講座趣旨
海上技術安全研究所は、海事・海洋技術に関する研究開発に取り組んでいる、国内最大規模の研究機関です。
海上技術安全研究所が企画する本講座では、研究にまつわるトピックを取り上げ、皆さんに「船と海の科学」を解り易く解説していきたいと思います。講師は、海上技術安全研究所の研究員が務めます。この講座を通じて、「船」と「海」に少しでも親しんでもらえれば幸いです。
日本の輸出入貨物の輸送は、航空機によるものは0.3%にしかすぎず、残りの99.7%は船舶により運搬されています。つまり、船舶はわが国の人や貨物の輸送手段として不可欠なものであり、国の重要なライフラインの一つと言っても過言ではありません。
私は、半世紀にわたり造船研究に挑んできました。これまで私が携わってきた新しい形式の船の開発や研究について、その時代背景と失敗談などのエピソードを交えながら紹介します。
具体的には、船の設計・建造技術、運航に関する基本的な事項、及び船舶の規則や基準について、船の歴史的な変遷とともにその概要を紹介します。
さらに、近年の情報化時代の中で将来的に船舶の世界はどのように変化していくのか、最近の情報技術の動向を踏まえ、その将来像について考えてみます。
海上技術安全研究所が企画する本講座では、研究にまつわるトピックを取り上げ、皆さんに「船と海の科学」を解り易く解説していきたいと思います。講師は、海上技術安全研究所の研究員が務めます。この講座を通じて、「船」と「海」に少しでも親しんでもらえれば幸いです。
日本の輸出入貨物の輸送は、航空機によるものは0.3%にしかすぎず、残りの99.7%は船舶により運搬されています。つまり、船舶はわが国の人や貨物の輸送手段として不可欠なものであり、国の重要なライフラインの一つと言っても過言ではありません。
私は、半世紀にわたり造船研究に挑んできました。これまで私が携わってきた新しい形式の船の開発や研究について、その時代背景と失敗談などのエピソードを交えながら紹介します。
具体的には、船の設計・建造技術、運航に関する基本的な事項、及び船舶の規則や基準について、船の歴史的な変遷とともにその概要を紹介します。
さらに、近年の情報化時代の中で将来的に船舶の世界はどのように変化していくのか、最近の情報技術の動向を踏まえ、その将来像について考えてみます。
講座概要
講座日程 | 2018年 3月24日 (土) |
---|---|
時間 | 14:00〜15:30 |
定員 | 30 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 2月20日(火)午前9時30分より |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 |
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第1回 3月24日 |
14時00分〜15時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 宮本 武 海上技術安全研究所 特別研究員 |
講師
宮本 武(みやもと たけし) | 海上技術安全研究所 特別研究員
1943年8月生まれ。67年、九州大学工学部卒業。同年、船舶技術研究所(現海上技術安全研究所)入所。88〜89年、社団法人日本造船研究協会出向。90〜99年、構造強度部動的荷重研究室長。99〜2003年特別研究官。03〜06年研究統括主幹。 専門は船舶構造力学。「異常海難防止システムの研究開発」、「次世代造船システムの研究開発」プロジェクト等に従事。 |