講座詳細
LED電球のさきの新しい光電子技術
〜高速省エネの光半導体材料へ〜
講座趣旨
LED電球はすっかり身近になりました。その開発でもっとも重要だったのは、もちろん青色LEDです。青色LEDに効率よく使える蛍光体(黄色に光る白い粉)の開発は、より省エネで高輝度の照明が求められている現在に至るまで、重要な課題となっています。
今回は、以上のような蛍光体研究を、現代の電子機器や半導体技術と結びつけることで、低消費電力の新しい光電子技術を切り開こうとする研究について紹介します。また、実際に使われている光半導体を用いた光通信技術についても、簡単な実験をとおして実演してみます。
世界中のパソコン間の情報のやりとりの主な部分は、現在は電気ではなく、光で行われています。将来は、パソコン等の機器の内部でも、光の利用が進むことにより、電気による不必要な熱を発生しないことが期待されます。
今回は、以上のような蛍光体研究を、現代の電子機器や半導体技術と結びつけることで、低消費電力の新しい光電子技術を切り開こうとする研究について紹介します。また、実際に使われている光半導体を用いた光通信技術についても、簡単な実験をとおして実演してみます。
世界中のパソコン間の情報のやりとりの主な部分は、現在は電気ではなく、光で行われています。将来は、パソコン等の機器の内部でも、光の利用が進むことにより、電気による不必要な熱を発生しないことが期待されます。
講座概要
講座日程 | 2018年 2月22日 (木) |
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時間 | 19:00〜20:30 |
定員 | 40 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 1月23日(火)午前9時30分より |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 |
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第1回 2月22日 |
19時00分〜20時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 奥野 剛史 電気通信大学大学院 情報理工学研究科 基盤理工学専攻 教授 |
講師
奥野 剛史(おくの つよし) | 電気通信大学大学院 情報理工学研究科 基盤理工学専攻 教授
1995年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。筑波大学を経て、2004年より国立大学法人電気通信大学。専門は、光材料科学、半導体工学、物性物理学実験。『大学の物理教育』誌(日本物理学会)編集委員。高校生、中学生、小学生向けの大学模擬授業も多数実施。 |