講座詳細

大人のための音読講座(ワークショップ付朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち(61)
〜田中英光の「さようなら」より その2〜

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講座趣旨

◆みなさんで声に出して作品を味わいます…。
 
 これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか?ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にすることです。
 台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
 講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付の講座です。

 昭和24年11月3日、師と仰ぐ太宰治の墓前で自らの命を絶った田中英光ですが、作品「さようなら」には、「白昼にでも死を想えばうなされるほどの恐怖や憎悪があった」と書いています。日本語の「さようなら」は、左様なる運命だからお別れします…それは冷たすぎる、日本語の「さようなら」が発生した歴史に目を向け、その言葉にとことんこだわった田中英光の思いを、音声化してみましょう。

講座概要

講座日程 2018年 1月17日 (水)
時間 10:30〜12:30
定員 10 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 2,000 円
市     民 1,600 円
市民在勤・在学 1,600 円
市 民 学 生 1,200 円
会     員 1,000 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 12月19日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
1月17日
10時30分〜12時30分 三鷹ネットワーク大学 原 きよ フリーアナウンサー・朗読家

講師

原 きよ(はら きよ) フリーアナウンサー・朗読家
 元OBS大分放送アナウンサー、語りを長谷由子に師事。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」では、メイキングドキュメンタリーで原作朗読を務めた。生誕100年からは、毎年、生誕祭の6月19日に、太宰の生地、青森県五所川原市金木「太宰治疎開の家 津島家新座敷」での朗読会に出演。 演奏家との共演や図書館での朗読会、ワークショップ活動も積極的に行なっている。

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