講座詳細
大人のための音読講座(ワークショップ付朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち(51)
小山清の「お伽草紙の頃」より その1
講座趣旨
◆みなさんで声に出して作品を味わいます…。
これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか?ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にすることです。
台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付の講座です。
小山清(1911〜65年)は、新聞配達を仕事にしていましたが、29歳のとき、自筆の原稿を携えて、憧れの太宰を三鷹に訪ねました。それ以来、頻繁に訪れるようになり、文筆活動にも精を出します。太宰一家が甲府に疎開していた間は、三鷹の留守宅を守り、甲府で太宰が書き上げた「お伽草紙」の原稿を持ちかえり、筑摩書房に届けたのも小山清です。太宰の当時の様子を知るとともに、芥川賞候補にもなった小山清の文才を楽しみながら、朗読しましょう。
講座概要
講座日程 | 2017年 2月19日 (日) |
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時間 | 10:30〜12:30 |
定員 | 10 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 一 般 2,000 円 市 民 1,600 円 市民在勤・在学 1,600 円 市 民 学 生 1,200 円 会 員 1,000 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 1月17日(火)午前9時30分より |
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日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 |
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第1回 2月19日 |
10時30分〜12時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 原 きよ フリーアナウンサー・朗読家 |
講師
原 きよ(はら きよ) | フリーアナウンサー・朗読家
元OBS大分放送アナウンサー、語りを「朗読日和」(2007年、彩流社)著者の長谷由子に師事。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」では、メイキングドキュメンタリーで原作朗読を務めた。生誕100年からは、毎年、生誕祭の6月19日に、太宰の生地、青森県五所川原市金木「太宰治疎開の家 津島家新座敷」での朗読会に出演。音楽家との共演も多く、毎年1月には、三鷹市芸術文化センター主催のニューイヤーファミリーコンサートに出演している。 |