講座詳細
がん細胞を見てみよう
病理学から“がん”への挑戦
講座趣旨
「ヒッグス粒子」「宇宙のスプライト」「深海のダイオウイカ」など、科学の世界にはこれまで知られていなかった驚きの事実がたくさんあります。また、日常生活の中にも科学の眼を通してみると、まったく新しい視点がひらけてくるようなできごとが数多く散らばっています。こうした誰にでも興味が持てるような題材を選んで、その核心にわかりやすくせまっていこうというのが、この講座のねらいです。講師の方々と気軽にディスカッションをしましょう。
日本人の2人に1人は生涯のうちでがんにかかります。がんは身近な病気です。しかし、がん細胞を見たことのある方は少ないと思います。がん細胞はいろいろなことを教えてくれます。本講座ではがんの形を見ていただきながら、がんの形からどのようなことがわかるのか、何がわからないのか、わかるためにどのような研究をしているのか、遺伝子研究などとどのようなつながりがあるのか、わかったことがどのように予防や治療に結びつくのかを紹介し、がんとは何か、がんの正確な診断とは何かを考えていきたいと思います。
講座概要
講座日程 | 2017年 1月19日 (木) |
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時間 | 19:00〜20:30 |
定員 | 50 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 12月6日(火)午前9時30分より |
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日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 |
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第1回 1月19日 |
19時00分〜20時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 神田 浩明 公益財団法人 がん研究会 がん研究所 病理部 主任研究員 |
講師
神田 浩明(かんだ ひろあき) | 公益財団法人 がん研究会 がん研究所 病理部 主任研究員
昭和63年に金沢大学医学部を卒業し、臨床研修の後、平成2年から(財)癌研究会癌研究所(現在(公財)がん研究会がん研究所)病理部で特に肝がんや骨軟部腫瘍を中心とした病理診断および研究と、発がんのメカニズムに関する基礎的な研究を行っています。 |