講座詳細

大人のための音読講座(ワークショップ付朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち(40)
森 鴎外の翻訳作品「犬」より その1

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講座趣旨

◆みなさんで声に出して作品を味わいます…。

 これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか?ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。

 講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付の講座です。

 1月、2月と太宰治の「畜犬談」を取り上げました。三鷹市の禅林寺で太宰治の斜め前に眠る森鴎外の作品に「犬」を取り上げたものはないかと探しましたら、ロシアの作家で、大正期の日本文学に影響を与えたレオニイド・アンドレイエフの作品を訳したものがありました。作品が発表されたのは太宰がまだ1歳頃のこと、太宰が鴎外訳の「犬」を読んだかどうかはわかりませんが、比較すると通ずるところがあり興味深い作品です。
 訳者としても様々な作品を残した鴎外。原作の生まれた国の文化も考えながら翻訳をしたという鴎外の言葉選びの工夫も感じながら音声化しましょう。

講座概要

講座日程 2016年 3月16日 (水)
時間 10:30〜12:30
定員 10 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 2,000 円
市     民 1,600 円
市民在勤・在学 1,600 円
市 民 学 生 1,200 円
会     員 1,000 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間

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日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
3月16日
10時30分〜12時30分 三鷹ネットワーク大学 原 きよ フリーアナウンサー・朗読家

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