講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第50回) 11月
〜科学と文学の間(あわい)に〜

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講座趣旨

三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)
 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1つの作品をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ作品をあらかじめお知らせして、SFを中心に、国内外の短編・中編の文学作品を幅広く読んでいきます。ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか?
 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題作品はご自身で用意してください。

【今後の予定】
 2025年4月に始まった第5期では、村田沙耶香ら日本人作家のほか、英語圏以外の海外文学作品も取り上げる予定です。
 第51回は、12月5日金曜日です。

 

講座概要

講座日程 2025年11月 7日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 ウィリアム・ギブスン「クローム襲撃」 (『クローム襲撃』〈ハヤカワ文庫SF〉所収)
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 10月7日(火)午前9時30分〜11月6日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
11月 7日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎  この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。
【読書会の流れ】本読書会は3部構成です。
第1部 参加者のみなさんの感想・意見など(30分程度)
第2部 第1部で出た感想・意見をもとにしたディスカッション(30分程度)
第3部 講師による解説・まとめ(30分程度)
【課題作品について】
 今回の課題作品は、ウィリアム・ギブスン「クローム襲撃」。同題の短編集『クローム襲撃』(ハヤカワ文庫SF)他に収録されています。《全世界のコンピュータ・ネットワークの織りなす情報の宇宙、電脳空間。おれたちは神経系をデッキに直接つないで、この空間に侵入するスーパーハッカーだ。つぎのターゲットはクローム。暗黒街のボスが築いたこのデータの砦を切りくずし、大金をかすめ取ってやる》(版元の内容紹介より)。1980年代半ばにブームとなったサイバーパンク。そのジャンルを代表する作家による、先駆の一つとされる物語を一緒に読んでみましょう。
【選書ポイント】
 ウィリアム・ギブスンは1948年米国生まれ、現在はカナダ在住のSF作家。「スプロール三部作」(かつては「電脳三部作」「電脳空間三部作」とも)と称される1984年刊の『ニューロマンサー』とその続編2作は当時大きな話題を呼び、「サイバーパンク」という、SFのサブジャンルの一つでしかなかったことばを、時代のキーワードに押し上げました。『ニューロマンサー』はApple TVでドラマ化されることが報じられ、ティザーが公開されているほか、邦訳文庫の新版が本年8月に刊行、品切れとなっていた諸作も復刊されるようです。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう) 編集者・ライター
 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とX(旧ツイッター)で本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)があります。

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