講座詳細

AIと社会―これからの社会でのデータサイエンスの役割
成蹊大学企画講座

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講座趣旨

成蹊大学企画講座 
「AIと社会―これからの社会でのデータサイエンスの役割」
 三鷹ネットワーク大学推進機構の正会員である成蹊大学は、数理・データサイエンス・AIに関する基礎的素養を身に付け、Society 5.0時代において活躍できる人材を育成するため、2021年度に「データサイエンス副専攻」を開設しました。2022年度からは、データサイエンス副専攻の導入プログラムとして、「数理・データサイエンス・AIリテラシープログラム」を開始し、文系理系問わず全ての学生へさまざまな授業やプログラムを提供しています。成蹊大学の「数理・データサイエンス・AIリテラシープログラム」は、2023年8月25日付けで、文部科学省が推進する「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定されました。(認定期間:2028年3月31日)
 今回は、成蹊大学企画講座として、AIと社会について分かりやすく解説します。講師は、成蹊大学理工学部理工学科教授の小森理さんです。
 

講座概要

講座日程 2024年12月19日 (木)
時間 19:00〜20:30
定員 40 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 11月19日(火)午前9時30分〜12月18日(水)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
12月19日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 小森 理  データサイエンスは、ビッグデータの時代において、その膨大なデータから価値ある情報を抽出するための学問です。単にデータを分析するだけでなく、背後にあるメカニズムを明らかにし、新たな知見を得ることがその本質です。ビジネス、金融、医療、創薬、天文学などの幅広い分野でデータサイエンスの応用が進んでいます。
 「Society 5.0」とはAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)、ビッグデータを活用した社会です。その中でデータサイエンティストは、この社会において非常に重要な役割を果たします。データを「見る」力や、それをもとにした判断、さらにはデータに基づいた意思決定が、社会全体の競争力を左右するのです。
 データサイエンスの歴史を振り返ると、統計学にそのルーツがあります。17世紀の科学者たちは、データに基づく観察を重視し、物理現象を理解するためにデータを使いました。現代においても、その考え方は変わらず、データの収集、モデリング、解析を通じて、私たちは新しい知識を得ています。
 本講座では、データサイエンスの基本から、統計学の歴史、そしてAIの最前線に至るまで、幅広くお話をします。データサイエンスに興味を持っていただき、今後の研究や実務に活かしていただければ幸いです。

講師

小森 理(こもり おさむ) 成蹊大学 理工学部 理工学科 教授
 2010年総合研究大学院大学複合科学研究科修了(博士 統計科学)。その後統計数理研究所、福井大学を経て、2018年4月から成蹊大学に勤務。日本統計学会、日本計量生物学会、応用統計学会に所属。日本計量生物学会誌編集委員、Japanese Journal of Statistics and Data Scienceの編集委員、応用統計学会の理事を担当。2016年には日本計量生物学会から奨励賞を授与される。
 研究分野
 生物統計、医療統計、機械学習、情報幾何学、データサイエンス

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