講座詳細

大人のための音読講座 三鷹ゆかりの作家・作品たち(138)
小山清「栞」(その2)

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講座趣旨

大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)
 これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか? ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
 台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
 講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付きの講座です。

【これまでに参加された受講生の声】
・先生がひとりひとりとても丁寧に講評してくださったのがありがたかったです。(40代)
・自分の音で読む楽しさや、人の読むのを聞く楽しみもわかりました。(60代)
・気持ちが徐々に解放されて、素直に声が出るようになり、自分でもびっくりです。(60代)
・声を出して読むのは楽しい。思いを込めて読むとストレス解消になります。(60代)
・音読の楽しさに感激しました。(70代)

次回の「大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち」は、2024年12月25日(水)を予定しています。

講座概要

講座日程 2024年11月24日 (日)
時間 10:30〜12:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 2,000 円
市     民 1,600 円
市民在勤・在学 1,600 円
市 民 学 生 1,200 円
会     員 1,000 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 10月22日(火)午前9時30分〜11月22日(金)午後9時

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日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
11月24日
10時30分〜12時30分 三鷹ネットワーク大学 原 きよ 小山清「栞」(その2)
 太宰治の疎開中に三鷹の家を守っていた小山清の作品「栞」の2回目です。日本のアンデルセンと言われた小山の作品は、強い印象はないものの、読後、爽やかな気持ちにさせてくれます。
 「栞」は、関東大震災で焼け出され、家族とともに親戚の家に住むようになった少年「清」と同じく被災して清ら家族と同居するようになった「千代子」の物語です。小学校6年で出会った二人が共に成長し、じきに互いの家族とともに新しい家へ引っ越していきます。
 「千代子」を意識し始める「清」の淡い恋心を感じながら音声化していきましょう。物語の最後にはタイトルとなった「栞」が登場します。

講師

原 きよ(はら きよ) 朗読家
元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れる。文化庁の芸術家派遣事業登録アーティスト。朗読集団「コトザウルス」、シニア劇団「シアターRAKU」所属。12月17日にコトザウルスのクリスマス朗読コンサート公演を予定している。

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