講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第38回)
〜科学と文学の間(あわい)に〜

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講座趣旨

三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)
 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、SFを中心に、国内外の短編・中編の文学作品を幅広く読んでいきます。ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか?
 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題作品はご自身で用意してください。
 本講座は、対話型のため、マスクの着用を推奨します。

【今後の予定】

 これまで読書会の課題作品はひと月での読みやすさを考慮し、短篇または中篇としてきましたが、長いものも読んでみたい、というご意見もありましたので、12月6日に開催予定の第39回で、長編作品を取り上げてみたいと思います。長編ですので、読む時間を少し長めに取るため、課題作品を予告しておきます。
 12月の回の課題作品:ロバート・A・ハインライン『夏への扉』(ハヤカワ文庫SF)







 

講座概要

講座日程 2024年11月 1日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 パトリシア・ハイスミス「クレイヴァリング教授の新発見」「かたつむり観察者」 【所収】『11の物語』〈ハヤカワ・ミステリ文庫〉
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 10月8日(火)午前9時30分〜10月31日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
11月 1日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎  この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。
【読書会の流れ】本読書会は3部構成です。
第1部 参加者のみなさんの感想・意見など(30分程度)
第2部 第1部で出た感想・意見をもとにしたディスカッション(30分程度)
第3部 講師による解説・まとめ(30分程度)
【課題作品について】
 今回の課題作品のテーマは、動物・生物、それもちょっと変わった奇妙な生物・謎の生物です。作品はパトリシア・ハイスミス「クレイヴァリング教授の新発見」と「かたつむり観察者」。短い作品で、どちらにもカタツムリが出てきますので、まとめて取り上げます。サスペンスの名手の動物への偏愛ぶりが色濃く出た、生物をテーマとした作品を一緒に読んでみましょう。(※軟体動物が出てくる作品です。苦手な方はご注意ください。)
【選書ポイント】
 パトリシア・ハイスミスは『見知らぬ乗客』『太陽がいっぱい』など、映画化されたサスペンス系の作品で人気の作家です。それら代表作のイメージが強いせいか、一般には長編作家だと思われているかもしれませんが、短篇にも今回の課題作品のように一度読めば印象に残ること必至の、不気味で不思議で恐ろしい作品がいくつもあります。動物への関心・愛情が半端でないことでも知られ、『動物好きに捧げる殺人読本』などという作品集まであるほどです。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう) 編集者・ライター
 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とX(旧ツイッター)で本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)があります。

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