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講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第37回)
〜科学と文学の間(あわい)に〜

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講座趣旨

三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)
 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、SFを中心に、国内外の短編・中編の文学作品を幅広く読んでいきます。ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか?
 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題作品はご自身で用意してください。
 本講座は、対話型のため、マスクの着用を推奨します。

【今後の予定】

第38回は、11月1日金曜日です。






 

講座概要

講座日程 2024年10月 4日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 大江健三郎「死者の奢り」 【所収】『死者の奢り・飼育』〈新潮文庫〉、 『大江健三郎自選短編集』〈岩波文庫〉
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 9月3日(火)午前9時30分〜10月3日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
10月 4日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎  この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。
【読書会の流れ】本読書会は3部構成です。
第1部 参加者のみなさんの感想・意見など(30分程度)
第2部 第1部で出た感想・意見をもとにしたディスカッション(30分程度)
第3部 講師による解説・まとめ(30分程度)
【課題作品について】
 今回の課題作は大江健三郎「死者の奢り」。『死者の奢り・飼育』(新潮文庫)、『大江健三郎自選短編集』(岩波文庫)に収録されています。《死者たちは、濃褐色の液に浸って、腕を絡みあい、頭を押しつけあって、ぎっしり浮かび、また半ば沈みかかっている》という印象的な書き出しで始まる本作は、大学医学部の解剖用死体の運搬・処理というアルバイトを描いたもの。作家の文壇デビュー作で、初期の代表作のひとつである本作を一緒に読んでみましょう。
【選書ポイント】
 大江健三郎は、戦後の現代日本文学を代表する作家の一人。1950年代の半ばにデビュー、昨年2023年に亡くなるまでに、多くの著作を残しました。川端康成に次ぐ日本人では2人目のノーベル文学賞受賞者としても知られています。そのような作家ですので、多くの研究や評論、Web上の感想などが存在していますし、『大江健三郎論』という新書が最近刊行されたりもしています。そうした先行研究・評論・感想を参考されるのはいいと思いますが、そうした外部の意見や評価に左右されず、読書会では、自由な意見・感想のやりとりができれば、と思います。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう) 編集者・ライター
 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とX(旧ツイッター)で本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)があります。

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