講座詳細
三鷹の夜☆月いち読書会(第5回)
―科学と文学の間(あわい)に
講座趣旨
三鷹ネットワーク大学では、4月から月1回夜の読書会を開催しています(8月と3月除く)。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、国内外のSF小説を中心にコミック、科学エッセイなど幅広く読んでいます。
在宅勤務・リモートワークといった“おうち時間”が増えるなか、ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか? 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。
※ 課題図書はご自身で用意してください。
講座概要
講座日程 | 2021年12月17日 (金) |
---|---|
時間 | 19:00〜20:30 |
定員 | 12 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
教 材 | 課題図書:山本 弘「詩音が来た日」(『アイの物語』〔角川文庫〕所収) |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 11月24日(水)午前9時30分 〜12月16日(木)閉館まで |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
---|---|---|---|---|
第1回 12月17日 |
19時00分〜20時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 空犬太郎 | 山本 弘「詩音が来た日」(『アイの物語』(角川文庫)所収) 人類が衰退した未来世界で、アンドロイドが人間の若者に物語を聞かせるという設定の、SF版アラビアンナイトのような作品集のなかから、介護とAIという現代的なテーマを扱った作品を取り上げます。 [参考作品] 「あるAIの結末」(コミック『AIの遺電子』7巻、山田胡瓜(秋田書店)所収) 【今回の選書ポイント】 アレクサやSiriなどの音声アシスタントが普及、今では日常生活でも当たり前に使われているAI。今回はとくに人間型の外観を備えたヒューマノイドが登場する作品をピックアップ。意識とは、人間とは、といった問題を一緒に考えてみたいと思います。同じテーマを扱ったコミックを参考作品にあげておきますので、よかったら両方にチャレンジしてみてください。 |
講師
空犬太郎(そらいぬ たろう) | 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とツイッターで本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『本屋図鑑』『本屋会議』(夏葉社)、『本屋はおもしろい!!』『子どもと読みたい絵本200』『本屋へ行こう!!』(洋泉社)があります。 |