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講座詳細

アストロノミー・パブ12月
太陽活動と天気との関わりに迫る―宇宙気候学の今

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講座趣旨

国立天文台企画サロン アストロノミー・パブ
 アストロノミー・パブは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。前半はホストとゲストによる「トークタイム」、後半は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。

講座概要

講座日程 2019年12月21日 (土)
時間 18:30〜20:30
定員 25 人 (定員を超えた場合は抽選です)
回数 1回
受講料 3,000 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 11月5日(火)午前9時30分〜11月26日(火)午後5時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
12月21日
18時30分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 ゲスト:宮原 ひろ子
ホスト:梅本 智文
 地層や樹木年輪などの分析から、太陽活動の変動が地球の気候を大きく左右してきた痕跡が見つかってきています。なかでも日本は太陽の影響を受けやすい地域であるらしいということも分かってきました。もしそうだとすれば、日々の天気にも太陽の活動が影響している可能性はないのでしょうか。気象台のデータや古い日記などの雷のデータから、天気と太陽活動の深いつながりを読み解いていきます。

講師

宮原 ひろ子(みやはら ひろこ) 武蔵野美術大学 教養文化・学芸員課程研究室 准教授
 1978年、埼玉県生まれ長崎県育ち。名古屋大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。専門は、宇宙線物理学、太陽物理学、宇宙気候学。屋久杉や氷床コアに含まれる放射性同位体から、地球に降り注ぐ宇宙線の変遷をたどるほか、太陽活動の気候変動への影響についても研究を進めている。最近、トラバーチンと呼ばれる堆積物から宇宙線の変動を復元することにも成功した。
梅本 智文(うめもと ともふみ) 国立天文台 野辺山宇宙電波観測所 助教
 1961年、福岡県生まれ。東北大学大学院博士課程修了。博士(理学)。専門は電波天文学、星形成。星がどのように生まれ、その質量がどうして決まるかを明らかにするため、野辺山45m電波望遠鏡を用いて、私たちの天の川銀河の分子雲をくまなく観測するレガシープロジェクト「銀河面サーベイ」(FUGIN)に携わっている。2009〜12年にNHK教育テレビ高校講座・地学の講師も務めた。
 好きな飲み物は地ビール。海外出張時には地元のビールを好んで飲む。

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