講座詳細
激動するアジアにおけるビジネスの新潮流(第6回)
アジア事業で留意すべき非事業リスク―リーマンショックとアジア通貨危機の教訓
講座趣旨
一般社団法人 アジア経営戦略研究所 寄付講座
アジア経営戦略ビジネススクール
「アジア経済・ビジネス特別講義」(6回シリーズ)
「アジア事業で留意すべき非事業リスク―リーマンショックとアジア通貨危機の教訓」
今回の特別講義はアジア経済やビジネスに関わる専門家によるオムニバス講義になります。アジアの現場やビジネスに精通された研究者・実務家の講師が担当します。
アジアでビジネスチャンスが大きいということは、企業間の競争が一層激しく、またリスクもあり、ビジネス展開がなかなか難しくなっていることです。しかも自国第一主義を掲げるトランプ政権による米中貿易戦争などは、安全保障面も含めてより不透明感を高めています。アジアビジネスを成功裏に進めていくには、このような激動するアジアの大きなうねりを捉えて、各企業は自らの明確なアイデンティティの下に、アジアの生活者がより豊に暮らせるように、アジアの人々や企業と共に“新しい価値を共創していく経営”を行なっていくことが大事になります。
各講師が各々の専門分野から、アジアでの最近のトピックスや事例を取り上げながら分かりやすく解説します。
(交流会は希望者のみ、別途、500円)
講座概要
講座日程 | 2019年12月18日 (水) |
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時間 | 18:30〜20:00 |
定員 | 20 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 1,000 円 |
難易度 | ★★☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 11月19日(水)午前9時30分より |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 12月18日 |
18時30分〜20時00分 | 三鷹ネットワーク大学 | 村岡 隆司 | アジアでの事業を考える際に事業固有のリスクを想定し備えるのは経営として当然ですが、実際には事業とは関係のないところで、予め想定することが難しい事態が発生し、事業に大きなインパクトを与えることがあります。その代表的なものが、リーマンショックのような金融危機であり、アジア通貨危機が顕在化させたカントリーリスクです。 今後も起こりうるこれらの非事業リスクについて考えると共に日本企業が抱える課題にも触れていきます。 |
講師
村岡 隆司(むらおか たかし) | 元 三菱UFJ銀行 常務執行役員
前京成電鉄株式会社常勤監査役、ロンドン・ビジネス・スクール経営学修士。アジア、北米での14年に亘る現地業務経験を含め、30有余年に亘り国際業務に携わる。日本企業のみならず、グローバルに展開する非日系企業との幅広い取引経験を有する。アジアにおいては、80年代から銀行の拠点政策に携わるほか、拠点長、現地駐在役員を歴任。特に、90年代、2000年代に於いて種々の困難に直面して苦闘する企業との取引経験とそこから学んだ教訓を、アジアでの事業に関心をお持ちの企業の皆様と共有できればと思っています。 |