講座詳細
星空案内のための天文講座11期
星のソムリエみたか・星空準案内人になろう!
講座趣旨
夜空を見上げて、「星や星座の名前が言えたら…」「星座にまつわる物語や、星の生い立ちについて語れたら…」「望遠鏡が使えたら…」と思ったことはありませんか?家族や友人のために、学校でのボランティア活動のために、地域で星を観る会を開くために。「星空案内のための天文講座」は、宇宙について学ぶだけではなく、学んだ知識を他の人に語れるようになるための連続講座です。
「星空案内人(星のソムリエ)」は、山形大学に併設された「やまがた天文台」を中心に活動するNPO法人小さな天文学者の会でスタートした取り組みです。山形大学理学部教授の柴田晋平さんは「星空案内はハッピー2乗の法則」と解説しています。自分が星空について学んで豊かな気持ちになることが第一の幸せ。その知識を他の人に語って、喜んでもらえることが第二の幸せ。だからハッピー2乗です!
本講座では、出席やペーパーテスト合格などで所定の要件を満たすと「星空準案内人」の資格が認定されるしくみになっています。また、「星空準案内人」を取得した方には、別途「星空案内人(星のソムリエ)」を目指す講座も開催します。星空案内ボランティアを目指したいけど、どのようにスタートしてよいかわからないという方。まずはこの講座を受講して、星空案内の世界を体験してみてください。
「星のソムリエ」「星空案内人」「星空準案内人」は山形大学の登録商標です。
申し込み受付開始:令和元年9月17日(火)午前9時30分より
申し込み締め切り:令和元年10月1日(火)午後5時必着
結果発送: 10月4日(金)予定
◆初めてお申し込みの方へ◆
まず受講者登録を行い、次に講座申し込みを行ってください。講座申し込みの確認メールが届きましたら申し込み完了です。講座申し込み確認メールが届かない場合には申し込みが完了していない場合がありますので事務局までお問い合わせください。
◆2回目以降の方へ◆
前回お申込みされた受講者番号でお申し込みください。受講者番号がわからない方は事務局までお問い合わせください。パスワードがわからない方はパスワード再発行手続きをホームページから行ってください。新しい受講者番号を取得されますと二重登録となりお申込みに時間がかかる場合があります。
【教材について】
テキスト「星空案内人になろう!」(技術評論社、1,580円+税)」を各自でご用意ください。
講座概要
講座日程 |
2019年11月 3日 (日) 〜2019年12月22日 (日) |
---|---|
時間 | 下記をご確認ください。 |
定員 | 40 人 (定員を超えた場合は抽選です) |
回数 | 4回 ※12月22日(日)は認定書授与式です。 |
受講料 | 一 般 8,000 円 市 民 6,400 円 市民在勤・在学 6,400 円 市 民 学 生 4,800 円 会 員 4,000 円 |
教 材 | テキスト「星空案内人になろう!(技術評論社:税込1,706円)」を各自でご用意ください。 |
難易度 | ★★☆ |
会 場 | 下記をご確認ください。 |
受付期間 | 9月17日(火)午前9時30分〜10月1日(火)午後5時必着 |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 11月 3日 |
13時00分〜16時40分 | 三鷹ネットワーク大学 | (1)縣 秀彦さん (2)山岡 均さん |
(1)さあ、はじめよう! (2)星空の文化に親しむ |
第2回 11月10日 |
13時00分〜16時40分 | 三鷹ネットワーク大学 | (1)平井 智さん (2)梅本 智文さん |
(1)望遠鏡のしくみ (2)宇宙はどんな世界 |
第3回 11月24日 |
13時00分〜16時40分 | 国立天文台 | (1)石川 直美さん、内藤 誠一郎さん (2)石崎 昌春さん、星のソムリエの皆さん |
(1)星座をみつけよう (2)望遠鏡を使ってみよう |
第4回 12月 1日 |
13時00分〜16時40分 | 三鷹ネットワーク大学 | (1)小野 智子さん | (1)星空案内の実際 (2)望遠鏡組み立て練習 (希望者のみ) |
第5回 12月22日 |
14時00分〜17時00分 | 三鷹ネットワーク大学 | (1)認定書授与式 (2)星空案内人・準案内人(1期〜10期)の活動報告・交流会(希望者のみ) |
講師
縣 秀彦(あがた ひでひこ) | 国立天文台天文情報センター普及室長・准教授
1961年、長野県生まれ。教育学博士(東京学芸大学)。専門分野は天文教育。科学教育・科学コミュニケーションに関する研究などを手がける。 |
石川 直美(いしかわ なおみ) | 国立天文台天文情報センター特任専門員
倉敷科学センターにて7年間、天文技師としてプラネタリウム解説などを勤めた後、2000年より現職。 |
石崎 昌春(いしざき まさはる) | 国立天文台天文情報センター広報普及員
1961年、東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。95年、青年海外協力隊に入隊しエクアドルに赴任。98年より現職。 |
梅本 智文(うめもと ともふみ) | 国立天文台 野辺山宇宙電波観測所・助教
1961年、福岡県生まれ。東北大学大学院博士課程修了。理学博士。専門は電波天文学、星形成。NHK教育テレビ高校講座・地学講師(2009〜12)。 |
小野 智子(おの ともこ) | 国立天文台天文情報センター広報専門員
1968年、青森県生まれ。94年より兵庫県立西はりま天文台公園・研究員、98年より現職。研究成果の広報とアウトリーチの仕事に従事。 |
平井 智(ひらい さとる) | 株式会社ビクセン開発生産事業部 アセンブリ課
1986年、ハレー彗星の年に生まれる。小学生の頃に星に興味を持ち、学生時代は天体写真の撮影や望遠鏡の自作に打ち込む。大学卒業後はビクセンに入社し、現在は主に鏡筒の組立調整を担当している。 |
内藤 誠一郎(ないとう せいいちろう) | 国立天文台天文情報センター広報普及員
大学院にて電波天文学を学び星形成過程の研究を行う。修士(理学)。天文学と社会とのコミュニケーション促進に取り組み、2012年から現職。 |
山岡 均(やまおか ひとし) | 国立天文台天文情報センター広報室長・准教授
1965年、愛媛県生まれ。博士(理学)。専門分野は超新星爆発をはじめとする突発天体現象の理論的観測的研究。2016年4月より現職。 |