講座詳細
数理科学がもたらす知の統合と展開
―物質・生命・宇宙
講座趣旨
AI(人工知能)が囲碁や将棋で人間に勝ち、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が私たちの生活や産業を大きく変えています。また、宇宙ではダークマターやダークエネルギーの存在が明らかになり、アインシュタインが出した宿題の重力波まで発見されました。
こうした最先端の科学や技術の課題を取り上げ、多くの方々にわかりやすく紹介するのが、本講座のねらいです。市民の方々のご参加をお待ちしております。
講座概要
講座日程 | 2018年11月15日 (木) |
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時間 | 19:00〜20:30 |
定員 | 50 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 10月23日(火)午前9時30分より |
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日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 11月15日 |
19時00分〜20時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 初田 哲男 | 宇宙や生命の起源を解明することは、科学者の夢です。そのような根源的な問題の解明には、自然科学の「共通言語」である数学を通した異なる分野の知の統合と、それをもとにして展開が不可欠な要素となります。 本講演では、基礎科学や技術革新におけるいくつかの例をとりあげながら、数理科学の重要性とそれがもたらす未来について平易に解説します。 |
講師
初田 哲男(はつだ てつお) | 国立研究開発法人 理化学研究所 数理創造プログラムディレクター
京都大学大学院理学研究科物理学第二専攻修了。 高エネルギ−物理学研究所物理系理論部客員研究員、米国ワシントン大学物理学科アシスタントプロフェッサ−、筑波大学物理学系助教授、京都大学大学院理学研究科助教授、東京大学大学院理学系研究科教授などを経て仁科加速器研究センタ−理論研究部門初田量子ハドロン物理学研究室主任研究員などを経て、2016年11月より現職。 |