講座詳細
大人のための音読講座(ワークショップ付朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち(69)
―森 鴎外の「杯」より
講座趣旨
これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか?ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付の講座です。
講座概要
講座日程 | 2018年11月18日 (日) |
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時間 | 10:00〜12:00 |
定員 | 10 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 一 般 2,000 円 市 民 1,600 円 市民在勤・在学 1,600 円 市 民 学 生 1,200 円 会 員 1,000 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 10月9日(火)午前9時30分より |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 11月18日 |
10時00分〜12時00分 | 三鷹ネットワーク大学 | 原 きよ | 森 鴎外の「杯」より ◆みなさんで声に出して作品を味わいます…。 久しぶりに森外の作品を取り上げます。三鷹市下連雀の禅林寺に眠る森外、太宰が生前、森外の眠る禅林寺に私も…と話したことは有名です。 この作品は7人の少女が泉に水を飲みにやってくるところから始まります。その手には大きな銀の杯。遅れてもう1人、少女が現れます。やはり杯を持ってはいますが、他の少女のそれとはまったく違う黒ずんだ小さな杯です。「言葉に自分の思いをのせて、読むのではなく、喋りましょう」と、よく講座内で皆さんにお話しますが、そのことが実感できる作品です。 |
講師
原 きよ(はら きよ) | フリーアナウンサー・朗読家
元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」では、メイキングドキュメンタリーで原作朗読を務めた。生誕100年からは、毎年、生誕祭の6月19日に、太宰の生地、青森県五所川原市金木「太宰治疎開の家 津島家新座敷」での朗読会に出演。11月24日(土)には、赤坂にある青森市のアンテナショップ「Ao Mo Link」にて、朗読ライブ「太宰治 珠玉の短編作品」を開催する。 |