講座詳細
人生100年時代のビューティフルエージングを考える 11月
「わが国の財政健全化はなぜ必要なのか」
講座趣旨
わが国は世界に例をみない急激な少子高齢社会がすすんでおり、社会の在り方を抜本的に見直す時期にきています。人生100年時代の社会で、充実し安心して生活するためには、若いうちから学び、働き、人生設計を考えることが大切です。そのためには、国や企業に依存する(公助)だけでなく、地域での助け合い(共助)、自助努力(自助)が重要であり、ビューティフルな人生を送るためには、自らを育てる“育自”も必要なのです。本講座では、人生100年時代を過ごすための実用知識を学ぶ機会を提案し、皆様とともに考えていきます。
講座概要
講座日程 | 2018年11月21日 (水) |
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時間 | 15:00〜16:30 |
定員 | 20 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 10月23日(火)午前9時30分より |
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日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
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第1回 11月21日 |
15時00分〜16時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 浦田 健一郎 | わが国の財政健全化はなぜ必要なのか
―人口減少時代の財政と金融政策の在り方を考える 政府は2019年度以降の新たな財政健全化計画で、国と地方を合わせた基礎的財政収支(公債の償還と利払いを除く)を黒字化する目標時期を2025年度に先送りすることを検討しています。2018年度予算では歳入の公債依存率は35%に達しており、公債の残高も883兆円とGDPの2倍で、先進国で最悪の財政状態です。このままでは、少子高齢化による社会保障費の増加、今後の長期金利の上昇によって、財政負担が急増する懸念があります。 アベノミクス効果は実現しておらず、公債に対する信用力が低下すると金利が一段と上昇し、財政の維持が厳しくなります。このままでは、わが国でも財政破綻が起きる可能性もなくはないといわれています。 本講座では、人口減少時代の財政の在り方についてお話しします。 |
講師
浦田 健一郎(うらた けんいちろう) | 一般社団法人ビューティフルエージング協会 専務理事
大手損害保険会社の財務部門で、長年資産運用業務を担当。定年退職後、同社企業年金基金で、年金資産の運用を担当しました。その後、企業年金連合会でコンプライアンス・オフィサーとして企業年金のガバナンス改善に取り組みました。現在、日本年金学会会員、企業年金連絡協議会会員として年金問題に取り組んでいます。また、地域の生涯学習機関で、投資教育や年金教育の講師として活動しています。 保有資格:ファイナンシャル・プランナー、BAAライフデザイン・アドバイザー |