講座詳細
大人のための音読講座(ワークショップ付朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち(60)
〜田中英光の「さようなら」より その1〜
講座趣旨
◆みなさんで声に出して作品を味わいます…。
これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか?ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にすることです。
台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付の講座です。
昭和24年11月3日、師と仰ぐ太宰治の墓前で自らの命を絶った田中英光ですが、作品「さようなら」には、「白昼にでも死を想えばうなされるほどの恐怖や憎悪があった」と書いています。「さようなら」という言葉に切なさと空々しさを感じ、多くの方との「さようなら」(死別)を綴りながら、田中英光が伝えたかったことは何か?幼時期に経験した祖母の死、悪化する戦況下で見慣れてしまった死、さまざまな死に対して細やかに表現された情感をどのようにして音声化したらよいのか、音読の奥深さを楽しみましょう。
講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付の講座です。
昭和24年11月3日、師と仰ぐ太宰治の墓前で自らの命を絶った田中英光ですが、作品「さようなら」には、「白昼にでも死を想えばうなされるほどの恐怖や憎悪があった」と書いています。「さようなら」という言葉に切なさと空々しさを感じ、多くの方との「さようなら」(死別)を綴りながら、田中英光が伝えたかったことは何か?幼時期に経験した祖母の死、悪化する戦況下で見慣れてしまった死、さまざまな死に対して細やかに表現された情感をどのようにして音声化したらよいのか、音読の奥深さを楽しみましょう。
講座概要
講座日程 | 2017年12月17日 (日) |
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時間 | 10:00〜12:00 |
定員 | 10 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 一 般 2,000 円 市 民 1,600 円 市民在勤・在学 1,600 円 市 民 学 生 1,200 円 会 員 1,000 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 | 11月21日(火)午前9時30分より |
※スクロールしてご確認ください→
日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 |
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第1回 12月17日 |
10時00分〜12時00分 | 三鷹ネットワーク大学 | 原 きよ フリーアナウンサー・朗読家 |
講師
原 きよ(はら きよ) | フリーアナウンサー・朗読家
元OBS大分放送アナウンサー、語りを長谷由子に師事。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」では、メイキングドキュメンタリーで原作朗読を務めた。生誕100年からは、毎年、生誕祭の 6 月19日に、太宰の生地、青森県五所川原市金木「太宰治疎開の家 津島家新座敷」での朗読会に出演。 演奏家との共演や図書館での朗読会、ワークショップ活動も積極的に行なっている。 |