講座詳細

アストロノミー・パブ2017年11月 
ギリシア哲学と宇宙

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講座趣旨

  アストロノミー・パブとは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。ホストとゲストによる「トークタイム」、その後は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。

 天文ファンにギリシア神話は星座の名で馴染み深いはずです。星座の元型はメソポタミアに由来しますが、天文学が成立したのは紀元前6〜4世紀の古代ギリシアでした。彼らは天体の運行を観測し記録するだけでなく、規則を理論化しようと試み、宇宙をコスモス(秩序)として理解しました。多くのギリシア人は宇宙が神で一つの生き物だと考えました。ギリシア哲学の特徴から、近現代の天文学につながる西洋科学の源を見ていきます。

講座概要

講座日程 2017年11月18日 (土)
時間 18:30〜20:30
定員 25 人 (定員を超えた場合は抽選です)
回数 1回
受講料 3,000 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 10月3日(火)午前9時30分〜10月31日(火)午後5時まで

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
11月18日
18時30分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 ゲスト:納富 信留 東京大学大学院 人文社会系研究科 教授
ホスト:梅本 真由美 天文ライター/アストロノミー・パブ店主

講師

納富 信留(のうとみ のぶる) 東京大学大学院 人文社会系研究科 教授
 1965年生。東京大学文学部、同大学院修士課程で哲学を学び、ケンブリッジ大学古典学部でPh.D修得。九州大学、慶應義塾大学を経て、現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。国際プラトン学会元会長。専門は古代ギリシア哲学、西洋古典学。
 著書に『プラトンとの哲学 ―対話篇をよむ―』(岩波新書)、『ソフィストとは誰か?』(ちくま学芸文庫、サントリー学芸賞)、訳書に『ソクラテスの弁明』(光文社古典新訳文庫)など。
梅本 真由美(うめもと まゆみ) 天文ライター/アストロノミー・パブ店主
 長野県出身。天文学者の生態をユーモラスに描いたホームページ「天文台マダム日記」をきっかけにライターとなり各種媒体に執筆。月刊星ナビに「天文台マダムがゆく」、国立天文台のwebで「天文台マダム VERAに夢中!」を連載中。取材経験を生かしサイエンスカフェや講演活動も行っている。夫の梅本智文(電波天文学者)とともにアスパブ2代目店主を務める。

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