講座詳細

アストロノミー・パブ2016年11月 
Mitakaで見せる最新の宇宙像

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講座趣旨

 アストロノミー・パブとは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。ホストとゲストによる「トークタイム」、その後は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。

 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトでは、最新の天文学の成果に基づいた宇宙の姿を見ることができるソフト「Mitaka」の開発をしています。このソフトは、国立天文台三鷹キャンパス4D2Uドームシアターでの定例公開をはじめ、学校や科学館、イベント、個人利用など、様々な場面で使用されてきました。今回は、開発者の加藤と長年のユーザーである伊東が、Mitakaの開発にまつわる話や見どころ、活用法などについてお話しする予定です。

講座概要

講座日程 2016年11月19日 (土)
時間 18:30〜20:30
定員 25 人 (定員を超えた場合は抽選です)
回数 1回
受講料 3,000 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 10月4日(火)午前9時30分〜11月1日(火)午後5時まで

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
11月19日
18時30分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 ゲスト:加藤 恒彦 国立天文台天文シミュレーションプロジェクト専門研究職員
ホスト:伊東(佐伯)昌市 国立天文台特別客員研究員

講師

加藤 恒彦(かとう つねひこ) 国立天文台天文シミュレーションプロジェクト専門研究職員
 1973年生まれ。博士(理学)。専門分野は宇宙プラズマや宇宙空間で発生する衝撃波、粒子加速過程など。2002年に国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトに初期メンバーとして参加し、Mitakaの開発を開始。2007年に一旦プロジェクトから離れたが、2014年10月に復帰し、開発を再開した。銀河系モデルの可視化から多言語表示機能に至るまで、プログラム開発は基本的にすべて一人で行っている。最近は、バーチャルリアリティ対応版などを開発。
伊東(佐伯)昌市(いとう さえき しょういち) 国立天文台特別客員研究員
 1947年生まれ。75年より杉並区立科学教育センターに勤務し、小中学生向け学習投影番組や最新の天文学を扱った数多くのプラネタリウム番組を執筆・製作した。2008年に国立天文台専門研究職員として着任。科学文化形成ユニットで、科学プロデューサおよび科学映像クリエータの人材育成を担当。4次元デジタル宇宙(4D2U)ドームシアターの管理運営、国際科学映像祭や「最新の天文学の普及をめざすワークショップ」の企画開催などを担当した。

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