激動するアジアの中での日本企業の道を探る（第６回）
アジアで拡大するコンテンツビジネスと日本企業の戦略

講座趣旨

　本講座は、アジア経済の動きを捉え、アジア市場を取り込む日本企業のビジネス展開について、10回に渡り講義していきます。講師陣は、亜細亜大学・前学長の池島政広氏を筆頭に、アジアビジネスについて精通する講師を迎え、最新の情報を取り入れながら分かりやすく講義してまいります。
　今年度も、亜細亜大学寄付講座・西武信用金庫後援、亜細亜大学、西武信用金庫、アジア・国際経営戦略学会、アジアコンテンツビジネス研究会共同企画として開催いたします。
　アジアにご関心のある企業の方々、あるいは今動いているアジアのホットな話題に触れたい市民の方々にご参加いただければ幸いです。

　日本のコンテンツ産業の市場規模は、2007年度の13兆450億円をピークに微減し続けています。一方アジアのコンテンツ市場は拡大を続け、中国は肩を並べるほどになり、各国で成長を続けており、海外展開、特にアジア展開では韓国の後塵を拝する状況になりつつあります。今後日本のコンテンツ産業は、成長戦略の中でプリプロダクションの優位性を活かし、アジアとの共同事業を基にアジア・北米市場を目指していく動き等の実例を交え、生きたアジア展開論を解説する予定です。

＜10回シリーズ　次回の予定＞
■第7回（１月11日）　
　中国におけるソーシャルネットワーク研究の現在(2)
　　　　　　　　　　　　　　　　−「自分らしく生きる」
　 ［講師：三橋 秀彦］
　※申し込みは、12月６日（火）午前9時30分からです。