講座詳細

地域福祉人財養成基礎講座 
コミュニケーションに活かせる「傾聴入門」

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講座趣旨

 「傾聴とは、相手を自分と同じように大切な存在であるという認識を根底に置きながら、相手の話を、まずは否定せずに、ありのままに聴く(受容)と同時に、相手の気持ちに寄り添う(共感)聴き方をすることを言う。」
 「傾聴」は人と人の絆をつくり人間関係を育て、家族や友達、職場やご近所での人づき合いも、親密で心地よい関係を築くことができるようになります。
 また、傾聴ボランティア活動や地域サロン活動への参加のきっかけづくりとしています。
 この講座では、NPO法人ホールファミリーケア協会理事長の鈴木絹英さんにご登壇いただき、傾聴に興味のある方、これからボランティアや地域活動をやろうとしている方々に、傾聴に関する基本的なことから、傾聴のもたらす効果についてお話しいただきます。
 また、講師のご指導による傾聴のロールプレイも行います。

 「傾聴」は、よい人間関係の基本であり、また、どんな人でも持っている能力の一つでもあります。人は、自分の話を否定されないで、ありのままに聴いてもらえると、自分がこれまで歩いて来た人生、そして、今も生きているその人生をわかってもらえた、認めてもらえたといった喜びを感じると同時に、自信を取り戻します。そうした喜びは、ときに、「自己肯定感」につながり、また、生きる元気、活力、勇気を湧かすことにもなります。
 話を「聴く」ことによって、相手がそのように変化する様子に接すると、聴く側としても、「人の役に立っている」という「自己有用感」を感じ、社会貢献の喜びにも包まれます。
このように、話し手、聴き手の間に、相互支援という支え合いの関係を作り出していく素晴らしいコミュニケーション方法が「傾聴」です。
 
【当日の流れ】(予定)
午後1時30分〜2時30分  概要説明・講義
午後2時30分〜4時10分  傾聴を体験しよう <途中休憩あり>
午後4時10分〜4時20分  振り返り・まとめ

講座概要

講座日程 2016年12月 9日 (金)
時間 13:30〜16:30
定員 30 人 (先着制)
回数 1回
受講料 0 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 11月8日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
12月 9日
13時30分〜16時30分 三鷹ネットワーク大学 鈴木 絹英 NPO法人ホールファミリーケア協会 理事長

講師

鈴木 絹英(すずき きぬえ) NPO法人ホールファミリーケア協会 理事長
 ・日本応用老年学会 顧問 ・(認知症サポーター養成のための)キャラバン・メイト
 高齢者電話相談などがきっかけになり、米国より「シニア・ピア・カウンセリング」を日本で初めて導入。その理念を原点としながら、「傾聴ボランティア」として日本型の社会運動を展開。「聴く」ことで話し手の心を癒し、豊かな人間関係を築くこの活動は、能力開発・育成の面からも注目されている。現在は、官公庁から一般企業、医療関係者向けに幅広く講演および育成活動を行う。「傾聴ボランティア」の全国的な普及に取り組む。
著書:『「傾聴」話し上手は聴き上手〜「聴く」ことであなたの人間力・仕事力がアップ』日本文芸社

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