講座詳細
日本のリンゴが世界一おいしい理由
講座趣旨
「ヒッグス粒子」「宇宙のスプライト」「深海のダイオウイカ」など、科学の世界にはこれまで知られていなかった驚きの事実がたくさんあります。また、日常生活のなかにも科学の眼を通してみると、まったく新しい視点がひらけてくるようなできごとが数多く散らばっています。こうした誰にも興味が持てるような題材を選んで、その核心にわかりやすくせまっていこうというのが、この講座のねらいです。講師の方々と気軽にディスカッションをしてください。
日本が世界に誇れるものの一つに果物があります。たとえば、リンゴの「ふじ」は、昭和14年に交配され、現在では日本だけでなく、リンゴの主要国で栽培が行われ、世界一の生産量となっています。このことは、品種改良の成果がリンゴ産業の革新につながったと言っても過言ではありません。また、優れた栽培技術により果物の外観の美しさや品質はトップレベルにあり、わが国の農産物輸出の主要品目となっています。
本講義では、明治以降、どのようにリンゴ生産が発達してきたか、また、品種や栽培技術の開発など研究面での貢献について解説するとともに、今後、果樹研究の果たすべき役割についてお話しします。
講座概要
講座日程 | 2015年12月17日 (木) |
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時間 | 19:00〜20:30 |
定員 | 50 人 (先着制) |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 |
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日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 |
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第1回 12月17日 |
19時00分〜20時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 別所 英男 国立研究開発法人 農研機構 果樹研究所 栽培・流通利用研究領域長 |