講座詳細

アストロノミー・パブ2015年11月 
ロケット・人工衛星を使って宇宙空間を探る

Orange_100x100

講座趣旨

 アストロノミー・パブとは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。ホストとゲストによる「トークタイム」が1時間、その後は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。

 人類初の人工衛星がソ連により1957年に打ち上げられました。私も人工電波による宇宙からの信号を感動をもって聞いた一人です。その後米ソの熾烈(しれつ)な宇宙開発競争が始まり、日本も70年に東大宇宙航空研究所(現宇宙科学研究所)が独自に開発したロケットで人工衛星の打ち上げに成功しました。そして、様々な飛翔体を宇宙へ送り込み、多くの成果を上げてきました。今回は私が取り組んだ初期の電離層やオゾンの観測実験の苦労話などをまじえて、飛翔体観測の歴史についてお話しします。

申込受付:2015年11月4日(水)午後5時まで

講座概要

講座日程 2015年11月21日 (土)
時間 18:30〜20:30
定員 25 人 (定員を超えた場合は抽選です)
回数 1回
受講料 3,000 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
申し込み Web、FAX、窓口、郵送
受付期間

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
11月21日
18時30分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 ゲスト:鈴木 勝久 横浜国立大学名誉教授
ホスト:松本 直記 慶應義塾高等学校 地学教室

講師

鈴木 勝久(スズキ カツヒサ) 横浜国立大学名誉教授
 1944年東京生まれ。専門は大気分光学。東京大学大学院理学系研究科修了後、南カリフォルニア大学で、パイオニア10号・11号で観測された惑星間空間の紫外線のデータ解析に従事。その後東京大学理学部、横浜国立大学教育学部で、ロケット、人工衛星に搭載した観測器を用い超高層大気の分光観測を行う。この間、宇宙科学研究所、名古屋大学太陽地球環境研究所の客員助教授を併任する。横浜国立大学名誉教授、理学博士。
松本 直記(マツモト ナオキ) 慶應義塾高等学校 地学教室
 慶應義塾高等学校教諭・慶應義塾大学講師。横浜国立大学教育学部修士課程(地球科学専攻)で鈴木勝久先生に師事、1997年修了。高校における地学教育、特に気象教育、天文教育について体験的な学習を導入しながらの改善を研究している。昨年は国立天文台三鷹キャンパスにおいて特別客員研究員として縣秀彦准教授の指導下で理科教育カリキュラムの研究を行う。気象予報士。

戻る