講座詳細

アストロノミー・パブ2015年10月 
星々のダンスが語る天の川の深い話

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講座趣旨

 アストロノミー・パブとは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。ホストとゲストによる「トークタイム」が1時間、その後は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。

 「星座の星は互いの配置を変えない」と学校で習います。しかし、極めて精密に測るとそうではないことがわかります。満月の見かけの直径の1/1,800,000より遥かに精密に測ることで対象となる星までの距離を知ることが、つまり、天の川の深さを知ることができるのです。近年の観測によってどんなことがわかったのか、天の川の全体像とそこで起こっている星の誕生にまつわる話を紹介します。

申込受付:2015年9月29日(火)午後5時まで

講座概要

講座日程 2015年10月17日 (土)
時間 18:30〜20:30
定員 25 人 (定員を超えた場合は抽選です)
回数 1回
受講料 3,000 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
申し込み Web、FAX、窓口、郵送
受付期間

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日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
10月17日
18時30分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 ゲスト:半田 利弘 鹿児島大学理学部教授
ホスト:亀谷 和久 東京理科大学理工学部助教

講師

半田 利弘(ハンダ トシヒロ) 鹿児島大学理学部教授
 1959年東京生まれ。鹿児島大学理学部教授。専門は電波天文学(理学博士)。 電波観測によって、天の川銀河や他の銀河の星間物質の状態と構造の関係について研究している。日本天文学会副会長。
『宇宙戦艦ヤマト2199』科学考証担当。『宇宙戦艦ヤマト2199でわかる天文学』、『基礎からわかる天文学』(単著、誠文堂新光社)、『天文学事典』(共著、日本評論社)、『図鑑Neo宇宙』(共著、小学館)など著作物多数。
亀谷 和久(カメガイ カズヒサ) 東京理科大学理工学部助教
 1976年岐阜県生まれ。東京理科大学理工学部助教。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター、宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所を経て2011年から現職。専門は電波観測による星間分子雲から星形成に至る過程の研究と観測装置の開発。多くの人と科学を楽しむための多彩な活動も展開している。科学ライブショー「ユニバース」筆頭案内役。

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