講座詳細

数学カフェみたか12月
ベクトル空間と線形写像

C1453900

講座趣旨

 数学がわかるということは突き詰めていくと、自分で検算して安心するということが多分にあります。(これはコンピュータで確認することも含みます。) この講座では高校から大学2年生位までのレベルのさまざまな演習問題を解いてみます。問題を解くための知識を説明した後、その話に関連する問題を実際に解いて頂きます。その後は、参加者の皆さんで議論しながら解法に導きます。
飲み物を手にしながらのカフェスタイルでリラックスした雰囲気の中で気軽に数学を楽しみませんか? 
 数学が好きな方、数学で語り合う仲間を見つけたい方、久しぶりに勉強したい方、数学には興味があるけど難しそうだなと思う方、ぜひこの機会にお集まりください。

12月のテーマは「ベクトル空間と線形写像」です。

 今月はベクトル空間とその間の写像である線形写像についてお話しします。高校で習ったベクトルに対しては内積と外積が定義されましたが、ここでは内積だけを使います。また線形写像は一次関数を拡大したもので、ベクトル空間の1つの基を定めると線形写像は行列を使って記述出来ます。そのようなことについて演習問題を解いてみましょう。

講座概要

講座日程 2014年12月 9日 (火)
時間 10:00〜11:30
定員 15 人 (先着順)※定員を超えた場合はキャンセル待ちとなります。また、当日申込をお断りする場合もございます。
回数 1回
受講料 500 円
教 材 問題用紙 ほか
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間

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日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
12月 9日
10時00分〜11時30分 三鷹ネットワーク大学 小林 一章 東京女子大学名誉教授

講師

小林 一章(コバヤシ カズアキ)  1940年東京生まれ。早稲田大学理工学研究科卒業。神戸大学、北海道大学を経て、84年から東京女子大学文理学部数理学科教授。2009年より同大学名誉教授。専門は位相幾何学で80年代後半より結び目の研究を始め、その後空間グラフの研究に重心を移す。著書に「曲面と結び目のトポロジー」(朝倉書店)、「空間グラフの理論」(培風館)など。(公財)数学オリンピック財団前理事長。

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