講座詳細
大人のための音読講座(ワークショップ付朗読会)三鷹ゆかりの作家たち(24)
宮下穂高「小組曲」より『母の首飾り』
講座趣旨
◆みなさんで声に出して作品を味わいます…。
これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか?ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付の講座です。
神奈川県藤沢に在住の宮下穂高さんが、三鷹で暮らしていた頃に生まれた作品を取り上げます。物語は、商用で隣町を訪れたある男が、激しい吹雪で戻るに戻れず、村はずれの酒場にたどり着いたところから始まります。酒場の暖炉の前には四人の老人と四つの楽器。老人達はそれぞれの楽器にまつわる話を始めました。『母の首飾り』は、クラリネットが登場する父娘と雪だるまの物語です。
一つ一つ丁寧に言葉を紡いで生まれた心温まる作品を、音声表現で楽しみましょう。
講座概要
講座日程 | 2014年11月12日 (水) |
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時間 | 10:30〜12:30 |
定員 | 10 人 |
回数 | 1回 |
受講料 | 一 般 2,000 円 市 民 1,600 円 市民在勤・在学 1,600 円 市 民 学 生 1,200 円 会 員 1,000 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 |
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日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 |
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第1回 11月12日 |
10時30分〜12時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 原 きよ フリーアナウンサー・朗読家 |
講師
原 きよ(ハラ キヨ) | フリーアナウンサー・朗読家
元OBS大分放送アナウンサー、語りを「朗読日和」(2007年、彩流社)著者の長谷由子に師事。 現在は、J:COM 武蔵野・三鷹「MITAKA ARTS NEWS」に出演のほか、インタビュアー、ナレーター等として活躍。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」では、メイキングドキュメンタリーで原作朗読を務めた。生誕100年からは、毎年、生誕祭の6月19日に、太宰の生地、青森県五所川原市金木「太宰治疎開の家 津島家新座敷」での朗読会に出演している。11月8日(日)には、三鷹市公会堂さんさん館にて太宰イベントを開催し、太宰の叔母きゑの孫にあたる津島慶三氏へのインタビュー映像を上映予定。 |