講座詳細
脳科学―最近の進歩
講座趣旨
「ヒッグス粒子」「宇宙のスプライト」「深海のダイオウイカ」など、科学の世界にはこれまで知られていなかった驚きの事実がたくさんあります。また、日常生活のなかにも科学の眼を通してみると、まったく新しい視点がひらけてくるようなできごとが数多く散らばっています。こうした誰にも興味が持てるような題材を選んで、その核心にわかりやすくせまっていこうというのが、この講座のねらいです。講師の方々と気軽にディスカッションをしてください。
【講座内容】
脳を顕微鏡で見ると一つ一つの神経細胞がたくさんの手を出していて、それらの神経細胞が握手をして網の目のようにつながりあっています。この構造は脳を働かせるとより強固になり、働かせないと握手しなくなり、脳の働きがとまってしまうことがわかってきました。この現象にはどのような意味があるのか、信号がどのように伝わるのか、などなど多くの謎が隠されています。最近の脳科学研究者の努力で、多くの疑問が解明されつつあります。また年齢を重ねた脳の中にも、もう一度脳を作りうる働きを持つ細胞が見つかってきました。このように今まで知られていない脳の神秘が次々と明らかにされてきています。本講座では、このような脳科学の最前線を分かりやすく解説します。
講座概要
講座日程 | 2014年10月16日 (木) |
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時間 | 19:00〜20:30 |
定員 | 50 人 |
回数 | 1回 |
受講料 | 500 円 |
難易度 | ★☆☆ |
会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
受付期間 |
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日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 |
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第1回 10月16日 |
19時00分〜20時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 御子柴 克彦 (独)理化学研究所 脳科学総合研究センター 発生神経生物研究チーム シニア・チームリーダー |